6月の記憶
今日はイッヌトリミング＆シャンプーの日。
駐車場に停めようとして、車をバックさせてる時に、ポールに当ててしまい右ウインカーを壊した。
バック時のスピードだから、のろのろとしたものだけど、それでもなかなかの衝撃だった。
ガチャン！！！って音が、周囲に響いたもんね( ;∀;)
透明のカバーが割れて、浮いてしまっている。
右後ろのウインカーは点滅しなくなった。
これじゃ、後続車に右折する合図が送れない。
直さねば！！！
そう思い、その足で、ディーラー行こうと思って途中まで車を走らせて、気付く。
今日は水曜日。
ディーラーは、定休日。
無駄足に気付き、すぐさまUターンして家に帰る。
こういうことがあるから、極力車は乗りたくないのにとブツブツ思う。
しかしイッヌシャンプーへ行くときは、唯一、車を使わざるを得ない。
父の車なので、
「ごめん、ウインカー壊してしまった。ディーラー行こうと思ったけど今日休みだった。」
と謝ると、そんなんええわええわと、
「じいに頼んどくから、もうええで」と言う。
じいとは、例の親戚（おじ）である。
車の修理を生業としていたが、仕事は息子に譲り、今は隠居生活の爺さんである。
じいになんか頼んだらいつのことになるやらわからんのに…と思いながらも、私は口を出さない。（めんどくさい）
「じいに車の修理を依頼する」という口実ができて、それきっかけで飲みに行くだろうし、逆に父は嬉しいのだろうと思う事にしている。
後で、3万円ATMからおろして、修理代として父に渡しておこうと思う。
酒代になるか、修理代にも満たないか、それはわからないが（笑）
そして今が6月ということに気付く…。
7年前の、2017年の6月9日の記憶が蘇った。（ロックの日）
あの日も、今日と同じような五月晴れの爽やかな朝だった。
当時は、6月末で会社を退職することになっており、有給消化のため6月いっぱいは仕事はせずに、自由な日々を送っていた。
東京までライブ遠征に行ったり、四国八十八か所お遍路したり、アグレッシブな1ヵ月。
会社の人間関係や、仕事のノルマやらで、ストレスフルで病んでいた状態からの解放。
今思えば、あの頃、すごく浮足立っていたと思う。
陰キャから一気に陽キャになるぐらい、メンタルのふり幅がMAXまで上がっていた。
躁状態のような感じか。
前方を見た時に、信号待ちの軽トラがずいぶん先に停まっているのは確認した。
信号で停車するために、スピードは落としながらも、ずいぶん先と思ったので私は前方から目を離していた。
ブレーキをかけるタイミングが、遅かった。
そして気が付いたときには、信号待ちの軽トラの後部に車をぶつけていた。
注意力散漫だった。
スマホ見ながら運転していたんだ。
そりゃぶつけるよな。
これが生まれて初めての事故。
20年間無事故だったから、当時は相当凹んだ。
高校生ぐらいの頃、まだ運転免許もない時。よく見ていた夢が車を運転していて前の車にぶつける。はたと気づいて自分が免許ないことに焦りだすというもの。その夢と今回ぶつけたシーンが酷似してる。初めて見た映像ではないようにおもた。ロックの日にオカマ事故やるとかねー。あたしロックなんだよ、嗚呼笑えない。
そういえば、あの時の車の修理もじいに頼んだなと。
そして、軽トラに乗っていた人がじいの知り合いだったので、穏便に済んだというのも助かっている。
こうやって私は色んな人に助けられているんだと、思いに至る。
一人で抱えてやってのけているように思っているのは、私の思い上がりであり錯覚であろう。
いろんな人たちの支えがあって、今の私がある。
あれ、書き始めはこんなことを書くつもりじゃなかったのにな。
ただに愚痴を書きたかったのにな。
感謝があふれてき出した。
さすがnoteだ、ネガティブをポジティブに変換する力がある。
さて今回の件。
スマホ見ながら運転してたわけじゃないけど、気もそぞろだったのは確かだ。
職場の人間関係問題が同時多発テロなみにあちこちで起こり、気を揉んでいる今日この頃。
そんなことを漠然と考えていて、注意力散漫だった。
人身事故じゃないだけマシだと、考えを切り替えてこ。
気を引き締めて安全運転。
人間関係のもめごとは、心理学の生きたテキストだと思って観察しよう。