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"脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方"



こんにちは。

42歳のある日、「ちょっと走ってみよう」と思い、それ以降、土日は朝、平日は夜、近所を走り始めました。

スポーツクラブへ通うのは時間が取られるし、お金もかかる。でもジョギングなら好きな時に好きなだけ走って運動不足解消になるという理由からでした。

でも今から思うと、当時更年期の初期症状が出ていた為だと思います。

運動不足だと感じたのと同時に頭がボーっとして思考が定まらなくなってきたというか上手く説明できないのですが、体形の変化と脳の変化が同時に来る初期の頃とでも言うんでしょうか。

そんな訳で急に毎日走りはじめました。するとそれ以外の効用と言いますか、生まれて初めて外の四季を感じ季節の移ろいを実感できる様になりました。

こちらの本の第8章 「ホルモンの変化 女性の脳に及ぼす影響」に「閉経ー運動補充療法」の記載あります。

運動はHRTと違い長期的な副作用を心配せずに自分で効果を試す事のできる療法で、認知機能低下を予防する、閉経で気持ちの方も沈んでくるが、運動は抑うつ感を予防すると述べてます。

HRTを受けている人と受けてない人とで運動による認知機能低下を調査をラットで調査したが、エストロゲンは必須ではないという調査結果が出たとの事。

ただし、頻繁にジョギングしている自分の経験から言わせてもらうと、ジョギングを毎日の様にしていた頃(現在は週2回程度ですが・・・)、確かにある程度は認知機能低下抑止の効果はあったと思います。

しかし、それでも平日の午後3時には頭が回らなくなるという症状はずっと続いており、それがHRTを受ける様になってある程度は解消された事は間違いない!

この本によると短期間のHRTは心理テストや脳の体積に著しい効果が見られた事は認めているが、それに加えて有酸素運動をするとHRTがもたらすプラスの効果をさらに強めるとの事。

ただし、HRT(ホルモン補充療法)を長期間施すと細胞の炎症が引き起こされるとの事。細胞の炎症はアルツハイマー病のリスク因子であり、記憶障害とも関連が深い。

この本の初版は2009年。10年以上経ち、当時と違いもう少しHRTの安全性も分かってきています。

こんな運動をしよう

週に4日、戸外に出て速足で歩いたり、ジョギングやテニスをしたり、心拍数を最大値の60-65%(これって大したことない数値かも?)に上げる運動をお勧めしたい、そしてそれを1時間はつづけてほしいとの事。

肝心なのはそれをずっと続ける事。骨粗しょう症を予防するためにも、週に2日筋力トレーニングを合わせてすることも大切だとの事です。

ホルモン補充療法だけで認知症予防をしようというつもりはありません。

運動が良いというならもちろんやります、が、週4日1時間は時間を取るのが難しい・・・。

HRTはやっぱり必要。止められません。

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