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明日からのドル円はレンジでの小動きになりそう

今日は日曜日なので、為替について書いていきたい.

明日からのドル円は、147円から149円の間を行ったりきたりの、静かな相場になるのではないか.というのも、これといったイベントがないからだ.大きなトレンドが形成されることはないであろう.

あえて注目イベントを無理やり探すと、月曜日にウォーラー、水曜日にボスティック、バーといったアメリカ金融当局の要人発言がある.しかし、これまでと異なるコメントが出るとは想定しづらく、影響はないといっていいだろう.また水曜深夜にはFOMCの議事要旨が出るが、前回のFMOCで散々動いたので、再びということはないだろう.

日本で金曜日にCPIなどがあるが、これが悪い結果になると、日銀の利上げ観測が後退し円安ドル高となるかもしれないが、すでに内田副総裁の発言で円安トレンドに戻ってきたところである.たとえデータがネガティブであっても、影響はやはり小さいだろう.

あと、あるとすれば、中東問題がゴタゴタすることであるが、これは予想しようがない.

したがって予想できるところで検討してみると、明日以降はレンジ内相場となりそうだ.ある意味では気楽な、別の意味では面白くない1週間となりそうである.

こういう時は、入り方が本当に難しい.レンジの上でロングしてしまうと、なかなか利確ができないし、かといって損きりしても挽回のチャンスが一向にこないのは目に見えているので、損きりもしずらい.うまくレンジの上でショート、下でロングできればこんなに楽な相場はないのだが、ではレンジがどこなのか、というのがなかなかわかりにくい.

確かに、先ほど書いたように、私は147円から149円がレンジだと思っているのだが、イベントがほとんどないので、値幅が2円でも広すぎるかもしれない、という不安もある.下手にエントリーして塩漬けになり、トレードができないつまらない1週間にならないよう気をつける必要があるだろう.

ところで、私は明後日から木曜日まで、有給を取って旅行に行くことになっている.旅行中くらいは為替を忘れて現地の風景や食事を思う存分楽しみたいものである.したがって明日の夜にエントリーしておいて、帰ってくるまでホールドするのもアリかな、と考えている.ショートはスワップで損するので、ロングポジションを持つことになるが、うまく下で拾いたいところだ.

このように私は個人的都合で月曜日にエントリーをしておくが、多くの人は毎日トレードを楽しみたいと考えているはずだ.明日からおそらく8月いっぱいまでは静かな動きになりそうなので、変なところでエントリーしないようくれぐれも注意して、トレードを楽しんでほしい.

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