感情に"愛してる"の名前がついた日


今まで私は、どんなに好きだった彼氏に対しても

"愛してる"という言葉を

大切な人から貰ったことはあるけど

自分自身が贈ったことはなかった。

理由は、

"愛してる"の言葉の意味がわからなかったから。

だから、

いつも"愛してる"と言われると不思議だった。

どんな気持ちが愛してるの気持ちなんだろう。

"好き"と"愛してる"は何が違うんだろう。


最近までわからなかったけど

24歳にして自分なりの一つの答えが出たみたい。


それでも、やっぱり

"愛する気持ち"を言葉にするのは難しい。

そもそもさ、感情って言葉にするものじゃないよね。


だから、私に子供ができて

"ママ、愛してるってどんな気持ち?"って聞かれたら

人の気持ちは経験することでしかわからないし
感情を言葉に文章にするのは難しいから

無理やり言葉にしなくても

自分が"ああ、これが愛する気持ち"ってわかれば

それでいいのよ。

ママにとって"愛する気持ち"は
あえて言葉にするなら

『おでこにキスしたくなる気持ち』

いつか、自分なりの"愛する気持ち"が見つかるはず。

って伝えるかな。


最近まで

わからなかったあの感情に

"愛してる"って名前がついて

一歩大人になれた気がする。

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