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遺伝子で一生でうんこをする回数が決まる!?

遺伝子って顔とか体重だけではなく、うんこの頻度にも影響が出るんですって!知ってた!?

便秘か下痢か、私たちの排便習慣は個々に大きく異なるものです。一見すると、この違いは食生活やライフスタイルによるものと思いがちですが、新たな研究により、排便の頻度が遺伝情報によって左右されることが明らかになりました。

この発見は、消化器系の問題だけでなく、より広範な健康問題への理解を深める手がかりとなり得ます。

遺伝子が語る腸の健康

最新の科学研究であるGWAS(全ゲノム関連性研究)は、人間の排便頻度と遺伝子との関連性を探る試みであり、その結果は驚くべきものでした。

研究チームは、16万7875人のデータを分析し、特定の遺伝子が排便の頻度をどのように影響しているかを解明しました。これにより、人々が便秘や過敏性腸症候群(IBS)などの症状を持つ理由が少しずつ明らかになりつつあります。

GWAS of stool frequency provides insights into gastrointestinal motility and irritable bowel syndrome


IBSは世界中で多くの人々が苦しむ症状であり、腹痛、腹部の膨満感、そして不規則な排便が特徴です。研究は、IBSが単なる食生活の乱れやストレスだけでなく、遺伝的要因によっても引き起こされ得ることを示唆しています。これは、IBSの予防や治療に向けた新たなアプローチを可能にするかもしれません。

腸の運動性と遺伝情報の解析

研究は、腸の運動性という中間表現型に焦点を当て、IBSを含む消化器系の疾患の遺伝的背景を解析しました。彼らの分析は、腸の動きがどのように遺伝情報に影響されるかを示し、さらにその情報をもとに、排便頻度の遺伝子マーカーとの関連性を明らかにしました。この知見は、IBSだけでなく他の多くの消化器系の病態の理解にも寄与するでしょう。

この研究はただ科学的な好奇心を満たすだけでなく、将来的には個々の遺伝情報に基づいたカスタマイズされた治療法を開発するための土台となる可能性があります。特にIBSのような症状が日常生活に深刻な影響を与える場合、このような研究は患者さんにとって一筋の光となるかもしれません。

クソが、、、

遺伝情報が私たちの「うんこの頻度」にどれほど影響を与えているかを理解することは、意味あるんでしょうね。

早く私の便秘を治して欲しかった。。。

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