あなたは弱さを抱えているけど、人の弱さを受け入れる強さも持っている。

私の強さと弱さを告白しようよ思う。
私は自分自身に対して疑念がある。それは、「死にたいとおもったことある人しか仲良くなれないみたい。トラウマを抱えている人に惹かれてしまうみたい。」だということだ。

そのことを元彼に相談したら
「死にたいとおもったことがある人としか仲良くなれない。ある意味正しいけどある意味間違えている。人は惨めな姿あるいは自分の罪を告白することでようやく感情移入できる。あなたは情に弱い人だから自分に近い弱さを抱えた人間に感情移入することによってそれが好意に近付いているんだと思う。
弱さを抱えていない人間は同じような人としか番になれず、弱さを多く抱えている人はそれだけ多くの人を救えるということになる。
でもそれは人間の性質だからあなたが特別というよりも、シンプルにあなたが人よりも弱さを抱えているからだと思う。
あなたは弱さを抱えているけれど、人の弱さを受け入れる強さも持っている。それは僕にはないあなたの才能だと思う。選択と方法を間違えずあなたにしか救えない人を救ってあげてほしい。」

私の今の彼は多分死にたいなんて思ったことが無い人だと思う。それに対し私は中学から高校までいや今でも時々「死にたい」と思っていきている。

だからなんか、もどかしさを感じるのだ。今まで私が好きになってきた人はみんな死にたいと一度は願って、踏みとどまった人ばかりであるからだ。
だからこそ、未来しかみない彼は私とは違う星の人間だと思ってしまう。
けれど、そんな彼が羨ましいし憧れる。「強さがあるな」と思う。人としての。（私を闇から救って。そんなことは言えないけど、闇には引き摺り込まれないような気がする。絶対に。）

だから、私はこの疑念を感じてしまった。

元彼からこんな返信がくるなんて思わなかった。

なんだか、もやもやする気持ちは変わらないけど、元彼からの言葉は「光」に思えた。