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2023年の振り返り、2024年の目標


サイン バイノー、ウランバートル。今年の年越しはモンゴルにいます。でも年末年始は、やっぱり振り返りと意気込みを確認しなければ越せない!

2023年を迎えるにあたってに立てた目標、改めて見返してみると、結構達成できたのではないかと思う。2024年はそこからさらにレベルアップするような目標をふたつ、立ててみた。

①余裕を「作り出す」 

2023年、特に下半期は心も身体も余裕がなかった。

仕事もある中、ゼロからの中国への留学準備がこんなに大変だなんて、夢にも思わなかったよね〜〜〜。「コツコツ進める」ができるはずの私、平日は仕事して、その他は必要最小限の生活と人との交流をするのに精一杯で、全く進捗が生まれない一週間が続くことも稀ではなく。

かと言って毎日真面目に生きてたら、休日少しは息抜きしたいし、私が多少忙しいとて、親しい人たちは、お出かけしようとかゆっくりしようとか、声をかけてくれる。もちろん私も楽しいことをしたいし、親しい人たちとはたくさんの時間を過ごしたい。でもやらないといけないことがあるし、期限はどんどん迫ってくる。それに、週5で働いてたら普通に体が疲れるからたくさん寝たいし、1人でぼーっとしたり、ゴロゴロしたりする時間もほしい。

それらのバランスがうまく取れなさすぎて、誘惑には勝てず、でも余暇に心を振り切る潔さもなく、楽しいことをしているはずなのに、なんだか心ここにあらずになってしまったこともあったり。。。(一番酷い時は、用事があってせっかく地元に帰ったのに、「今日は実家に泊まる心の余裕がないから、やっぱり東京に帰る」と言って、母親に夜な夜な駅まで送ってもらい、日帰りでトンボ帰りしたこともあった。)

そんな日々を過ごしているうちに悟ったことがある。

それは、「余裕」は意識的に作り出さなければ生まれないということ。。

例えばAとBとCとDというやるべきことがあったとして、これまでは、ほぼ無限に時間があって、自分の都合でやりくりできる予定しかなかったから、「優先順位はA→C→B→Dの順だからその順序でこなして、さらにCの作業中のこの部分を効率化すれば、全体的に少し時間ができるな」というように、優先順位付けと、できる限りの効率化を試みていただけだった。

でも、使える時間が圧倒的に少なくて、しかもそれが仕事という自分の裁量が圧倒的に少ない外部要因によって左右されてしまう今は、それだけでは余裕を持つことはできないのかもしれないと思った。

まず、前述のA〜Dのなかで、優先度が低いDは潔く諦めるみたいな、切り捨てる作業が必要だと思った。忙しい時に少し行きたい飲み会に誘われても、断るとか。

それから、全部自分でどうにかやろうとせず、自分がやるより費用対効果が高いものは、課金したり外注したりするとか。留学関係では英語下訳やら、推薦状の草案作成やら、かなり細々と外注をした。

お金という意味では、生活に余裕を生み出すためのプチ投資をすることも重要だと思った。
例えば、化粧のりが悪いと朝のメイクに時間がかかるから、少しばかり高くても、良い化粧水を買うとか。(これに関しては来年どんどんやっていきたい)

まだあまり資産はないけれど、それでもなお、若くてなんでもできる今の時間のほうが、お金より惜しいと思えることも増えてきた。

あとは、できない自分を責めず、事実だけを見つめること。
完全なるキャパオーバーに陥ったタイミングで、「何をどこまで進められているか」を洗い出せたことで、私はできる範囲のことを着実に進めてきているのだという自信を得られたことがよかった。

それに、「あとなんのタスクが残っているか」の事実だけを冷静に見つめる作業は、その後の現実的な計画を策定する上で有益だった。これはコンサルとかが第三者の目線で行うとしたら立派にフィーが発生するような仕事だと思うので、これからはセルフコンサルタントを名乗ろうと思う。


まあ本当はこんなTips全て投げ捨てて、効率化なんて関係のない村かどこかに腰を据えて、のんびり暮らしたいという思いもあるのだけれど、、、まだ私は自分の身一つで稼ぐ術を持っていないので、サラリーウーマンはやめられない。この辺のお話について、詳しくは一つ前の利尻旅の記事ご参照。

②こだわりを持つ

私は最近、もっとこだわって生きたいなあと思うことがよくある。

ちょっとしたミスが多い。しっかりと見直していれば確実にわかるような抜けを上司に指摘されて、秒速で直して、ミスなんて無かったことにすることがよくある。
友達との議論で何かを説明するとき、物事に対する自分の理解が、表面をなぞるようななんとなくの理解にとどまっていることによく気がつく。決まって、なあなあに説明して終わらせてしまうことが多い。

あとは、もうこれでいいや、みたいな格好で出かけてしまって、日中、トイレの鏡の中のイマイチな格好&変な髪型の自分に出くわして、めっちゃ気分が下がることとかもよくある。笑

2023年の目標のひとつ、自分に色をつけるという目標は、確かに達成しつつある。自分の好きなものや興味があるものは明確にそう伝えてきたし、それを周囲の人にも知ってもらえることが増えた。でもそれらに対する執着というか、こだわりは全然なかった。

やるからには、「これが私の生み出したものです、なんでも質問ください」と言えるくらい詰まっているものを生み出したい。中途半端なとっかかりは、やめたい。スピードだけを追い求めていても、決してクオリティは上がらないし、カバー範囲だけを広げていても、深い理解は生まれない。

頭からつま先まで自信を持てるとまではいかなくとも、自己肯定感を決して下げることのない、むしろ自分に自信をプラスしてくれるような出で立ちで出かけたいよう。


まとめ

まとめると、余裕とこだわりの両方が欲しいということになってしまった。だけど私は、それらはトレードオフなものだとは思わない。私にとってのこだわりは、たぶん、どれだけ時間や労力をかけるかに比例するものではなく、想いのかけ方の問題だと思う。

要するに、学生時代に比べて極めて有限な自分の資源を、メリハリつけて活用したいということなのかな。

それらを通して、私は2024年、自分の家族と、自分の知識&スキル向上のために投下する資源を今までよりも増やしたいと思っている。

家族に関しては、自立を頑張ろうとしすぎて、少し蔑ろにしすぎたという反省と後悔がある。家族はかたちあるものでないだけでなく、不変なものでもなくて、老いとか各人の人生のステップとか、常に変化しているものなのだと、思い知った。

2024年は、どちらかというと今までより閉じていて、パッとした目新しさはないけど、どこまでも深い世界を探求する一年にしたい。

おまけ

2023年のハマりコンテンツベスト3
1. 女装産業ビューロー(Youtubeチャンネル)
2. 結婚したい乙女たちのアダルトーク(Podcast)
3. にとりささみ(Xのマンガ)

2023年末のいま、人に言うほどではないけど少し気になっているテーマ
・離島のインフラ、教育、産業
・グリーフケアについて(死別遺族へのサポート)
・キー局アナアンサー働きすぎ疑惑
・モラ夫、サレ妻〜結婚の正解について〜
・独居老人どうする問題

2023年、できてよかったこと
・母娘2人旅(in長良川&長崎) ←もっとやりたい
・大学友のいる九州を訪ねてオーベルジュ泊
・IELTSとTOEFLがんばった
・ラオスに行きたい高校同期とその友達みんなラオスに行った
・研究計画書を書き上げて、出願できた

2023年のハイライト
・仕事で後輩ができた&2部署目へ異動
・ホットヨガを始めた
・6カ国の国に行けた
・弟が大学進学&父が転勤で家族4人4拠点生活開始

2024年にやりたいこと
・簿記2級とる
・中国語の日常会話に自信をつける
・グランクラスに乗る
・箱根で湯治
・大自然のフィンランド式サウナに行く
・弟のバイト先にいく 
・父親に会いに行く
・おばあちゃんと旅行
・留学前に、会いたい人たちとその人にピッタリな会い方をする
・1人旅を満喫する 

おしまい。