人は環境によって変わる

「人は環境によって変わる」ということを実感しています。

もちろんわかってはいたのですが、でも2ヶ月経って、自分の中で不変だと思っていたこともどんどん変わっていくのだということが衝撃的です。
“Nothing in life is certain.” と私の大好きなとある海外ドラマの登場人物が言っていたのを思い出しましたが、けっこう的を得た名言です。

変わっている最中にその変化に気づくことはなく、自分も周りもいつの間にか違うところを向いている、そんな感覚です。


こちらに来てから、自分について気づいたことを少し書いてみます!

①一人の空白の時間が嫌いじゃないということ

むしろ好きになりました。当たり前になった、の方が近いかもしれませんが。

誰かといることや目的のある時間を過ごすこと(今はバイトだからお金を稼ぐ時間だ、など)に変わって、一人でいることや何の予定もない時間がただ流れている日々に身を置くことが基本になって、これまでは単に今のような生き方を知らなかっただけなのだと思いました。

授業は多くて1日に1コマ、その他は予定ゼロっていう生活は、一見つまらないかもしれませんが、もちろんつまらない時もあれば、思わぬ予定が舞い込んで楽しくなる時もあります!

まだどっちの方が好きなのかはわかりませんが、多分どっちでもやっていけるんだと思います。


②自分にはこだわりが少ないのだということ

上で書いたこととも関係しますが、私には自分の意思というものがあまりないかわりに、合わせられないものもあまりありません。というか苦ではありません。

議論の余地のないことに関して、こうですと言われたら、そうですかと言って自分の方を変えることができるのだということに、新しい出会いの波に揉まれる中で気づきました。


でもこれって、生活環境とか周りの人との人間関係とか(こっちに来てできた友達がめちゃパリピだったので完全に夜型になりました)においては有利な一方で、人生の使い方とか、答えのないところに自分の道を切り開いていかねばならない時においては、どうしよう、という感じです。


③意外と感性で生きたいのかもしれないということ

これまでさんざん理由のある選択をしてきました。
自分になぜ?を問いかけ続け、その全部に答えてやっと次に進む、という意義づけ人間だったことを自負しています。

でもこれが好き、これをしたいとかっていう気持ちを論理で固めていただけで、それは自分の選択に自信がないからこそしてしまうんだってことに、やっと気づきました。

”二つの選択肢のうちどちらを選ぶか”という悩みを私に相談して来る人の中で、その人の心の中で答えがない人に出会ったことがありません。

逆算的に生きようとしてみても、自分や周りがどう変わるのかや、選択の結果何がもたらされるかを完全に予測することなんてできないからこそ、

自分の心にしたがってみることを大切に、そうして得たもの一つ一つを次に繋げてみようと思います。

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冒頭に「人は環境によって変わる」と書きましたが、環境や自身の変化とともに、関わる人もどんどん変わっていくのだなと実感しています。

私の大切にしたいものの一つに、身のまわりにいる人を大切にしたい、というものがありました。

でもその「身のまわりの人」という言葉が指すものさえも変わりうるのだなあと知ると、自分があってこその周りだなと思うし、まずは自分という存在自体を愛せるようでありたい、そのためには学び感じ行動しなければならないと思っています。