見出し画像

「弾ける」≒「聴ける」

久しぶりに音楽の話を書いてみようと思います。
当方、鍵盤を教えて日々細々と生きているのですが。

これ、先生やってる人わかると思うんですけど、

教える相手は時間で変わるのに、
一日中同じこと言ってる日ってありません?w

今日はそんな、独り言のような話です。
なので問題解決のために色々みていて、たまたまこの記事を見つけてしまった人は回れ右。

1.結局、「弾ける」とはどういうことなのか

これは本当に色んな意見があると思いますし、いくらでもこの手の記事もあると思うので、飽くまで一個人としての、感覚。

自分の演奏を(アンサンブルであれば他人の音も)
「聴けること」「聴ける耳かどうか」
…だと思うのです。

正直、テクニックは、得意不得意はあったとて、諦めさえしなければ訓練でいくらでもつくけれども。

2.じゃあ「聴ける」とは

私が思う、です。
ご容赦を😅
難度別で書いてみる。

難度低め★↔︎★★★難度高め


・音楽を聴いて「大きい、小さい」「速い、遅い」「つながっている、はねている」などの違いがわかる
・自分で演奏している時に、つまずきやすい場所、苦手な場所がどこかわかる
・弾いている音が正しいかどうか、お手本などと聴き比べてわかる

音のバランスとかそういうことはさておき、
とりあえずあってるかどうかがわかるかな?
という話。

★★
・ピアノであれば、自分が演奏している時にメロディーが聞こえているかどうかがわかる
メロディーと伴奏のバランスがいいかどうか、自分の音を聴いてわかる
聴きながらわからなくても、指摘されたらわかる
・ピアノであれば、ハーモニーが濁らないようにペダルが踏み換えられる

1番出ていなければならないパートはどこなのか。
そして、いらん音が鳴ってないか。

★★★
・ピアノであれば、ペダルの踏み替えるタイミングや深さを聴きながら、細かなニュアンスを考えたり意図して踏んだりできる
・メロディー以外のパートがどんな風に絡んでいるか聴きながら弾ける

ピアノソロであれエレクトーンソロであれアンサンブルであれ。
メロディーに対してどう絡んでいるのか、色んな音を聴きながら弾けるか問題。
聴ける音の量も関係してくると思う。

他にも色んな「聴く」が必要ですが…、
おそらく、最難は、

「演奏中も音楽を聴く時と同じぐらい客観的に自分の音を聴きながら弾けて、状態を判別できる」

ことではないでしょうか。
ぶっちゃけ私も聴いてる時と弾いてる時の「聴く」が全く同じレベルにはなってないです😅

結局★に書いた、「違い」がどんどん細かなところまで聴き分けられるようになるか、そして、聴ける量が増えていってるか、という話なんじゃないかと。

上手く弾けてない時は、上手く聴けてない場合もある。
聴くべき場所が違ったりとか。

3.どうしたら聴き分けられる?

1日や2日ではならない…と、思います。
方法は色々あるかな、、

手っ取り早いのはやはり①習う
そういうのを含めて教えるために先生っているんだと思うのですよ。
ここ聴いてみて。
これ違くない?
これどう?
と。
自分だけでは気が付かないところも、気がついて指導してくれる。

あとは、②たくさん色んな種類の音楽を聴くこと
たくさん聴けば聴くほど、無意識に、色んなものが蓄積されていくのです。

それから、③自分の演奏を録って聴くこと
例えるなら体重計に乗るようなもの。
自分の状態がわからないことには始まらないからね。

おまけ

ではそれが聴けました。
どうやって練習する?
どうすれば弾けるようになる?
って話になるわけです。

弾けると聴けるは≒で、
実際にcanに繋がるには、練習が必要ですよね。

練習の仕方って色んな方法があると思うし、当たり前ですが楽器独自の問題もありますよね。
結構、練習方法って人とシェアしてみると面白いです。

また別の記事で、そのうち書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?