見出し画像

ロービジョンのメンダコさんが、直島にアートを見に行く話 ③

サヨナラ直島

海の駅「なおしま」で、お土産のお菓子類を買い足し、お隣のフェリー乗り場に向かいます。
最低でも、この時間の船に乗らないと!と決めて行動していたのですが、思いの外、順調に進んだので、ひとつ早い船に間に合うことになりました。
ここで、ひとつ早い便に乗れたことで、高松からの帰り高速バスも、早い便の席が空いていたため、乗ることができました。


行きは、ドナドナ感漂う、高速船でしたが、帰りは、フェリーに乗りました。
オヤツ時間のフェリーに乗船する人は、どこにいたんだろう?と思うほど多く、特にアジア圏からの観光客が占めていたように見受けられました。
今みたいに、コロナの心配もないので、かなり賑やかでした。
ちょっと寝ようかな?と思ってたのに、煩くて眠れなかったです。

余談ですが、観光中、韓国人に2回間違われました。
昔から、田舎の方へ行けば行くほど、韓国人に間違われる頻度が上がります。
どういうことなんでしょうか???


船が沖へ出て、高松へ向かう途中で、雨が降り始めました。
直島滞在中、雨降らなくて、よかった。


行ってみて思うこと

行ってみたい!と長年思っていた直島。
実際、思い立って行ってみて、どう思ったか?


片目が、ほとんど見えないというロービジョンになってからの訪問だったので、不便なこともあったのですが、島の大きさからして、1泊2日なら、ゆっくり回れるんじゃないかな?と思います。


地中美術館、家プロジェクトは、とにかく、暗い場所が多いので、目の悪い方は、しんどい所です。
芸術云々より、見えない不安の方が勝ちます。


今回のタイトル
この本を、まるパクリしたものです。


白鳥さんは、全盲なのですが、アテンドが「何が見えているのか?」を、伝えることにより、作品を見ています。


見えないから、行っても仕方ない。
見えないのに、なんで行くの?


無意識に、決めつけていることがあるなと反省したし、白鳥さんは、アテンドをお願いするという事で、様々な人達と出会い、色んな場所に出掛けて行きます。
自分の世界の広さを、自分で決めてないですか?
この本を読んで、そう言われているように思いました。


各展示物には、係員がおいでるので、1人旅であっても、お手伝い願えます。
遠慮なく、どんどん質問してみたら良かったなと、今の私なら、そう思います。


直島アゲインなら

2022年、3年に一度開催される『瀬戸内国際芸術祭』が開催予定です。


瀬戸芸開催中は、混雑するらしいですが、折角なら、色んな切り口が観れるので、今度行くなら、この時期を狙いたいところ。



ベネッセハウス周辺にも行ってみたいですね。
宿泊もできますし。
設計は、すべて、安藤忠雄氏だそうです。


この他にも、ホテル、民宿、ゲストハウス…結構ありますね!
瀬戸芸開催の4月に合わせて、新しい宿泊施設もオープンするようです。

2022年春、私設図書館「つむぎ」オープンに向けて準備中です。幅広い年代の方、地域の皆様の交流の場になれたらと思い、図書室に、カフェ、良心市を併設した施設をつくるのが目標です。病気や障害も隔てなく、支えあっていけるようでありたいです。よろしければ、サポートお願い致します。