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どついたるねん。

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きっと仕事のためにはならないでしょうが、暇つぶしにはなるかと思います。そんな、エッセイです。(2019/10/1〜2021/5/23)
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#音楽

もったいない、という気持ちが憎い

去年の今頃は、こんなことになっているだなんて想像もしていなかった。 もっと早く事態は終息し、また元と似たような生活になっているのだろうと思っていた。 しかし現実には、3度目の緊急事態宣言は延長され、適用される都道府県が拡大され、そして私はいまだに在宅勤務を続けている。 在宅勤務であることを人に言うと羨ましがられることも多い。 やっている当人からすれば「そんな良いことばかりではないよ」と反駁したくもなるけれど、羨望が向けられる理由も分かる。 いつだって、隣の芝は青く見

選曲がヤバかった結婚式の思い出

結婚式には、今までに3度出たことがある。 結婚式は言うまでもなく大変めでたいイベントだが、私は毎度、どんな曲がかかるのかが気になる。 きっとこれには、私が人生で初めて参加した結婚式が大きく影響している。 曲のチョイスのみについて言えば、最もセンスが良かったと感じたのは、私が最後に参加した、大学の同級生の結婚式である。 ブーケトスのタイミングでケラケラの「スターラブレイション」がかかり、披露宴の最中も嵐の「Love so sweet」などがかかっていた。 カップル向け

RADWIMPS知りません

私は、ポップカルチャーが好きだ。 SNSのプロフィールで「好き」だと言い張れるぐらいには好きだ。 好きでなければnoteは書かないし、「今回の一曲」もやらない。 しかし、会社での私のイメージはそういうのに明るくない人らしかった。 休日の過ごし方を訊かれ、図書館に行く、芝居を観ると答えたのがまずかったのだろう。 回答に窮して直近の土日に実際にしたことを述べただけだったのだが、毎週末通っていると誤解されたのかもしれない。 兎角、どうやらそこから私は「スカした奴」という