大人の持つ傘を買いたい、買えない
去年の12月、私にしては珍しく、朝から往訪があった。
その日は朝から冷たい雨が降っていた。
電車が遅延し、最寄り駅についたのはギリギリだった。訪問先に一緒に向かう女性社員は、改札を出たところで待っていた。傘がない、というので、私の傘に入れて走った。
去年の9月、「オードリーのオールナイトニッポン」で、春日が若林に誕生日プレゼントとして傘をあげていた。
LOFTの、ちょっとお値段のするちゃんとした傘を。
それを若林は「大人の持つ傘だ」と形容していた。
傘に入れてあげ