もったいない、という気持ちが憎い
去年の今頃は、こんなことになっているだなんて想像もしていなかった。
もっと早く事態は終息し、また元と似たような生活になっているのだろうと思っていた。
しかし現実には、3度目の緊急事態宣言は延長され、適用される都道府県が拡大され、そして私はいまだに在宅勤務を続けている。
在宅勤務であることを人に言うと羨ましがられることも多い。
やっている当人からすれば「そんな良いことばかりではないよ」と反駁したくもなるけれど、羨望が向けられる理由も分かる。
いつだって、隣の芝は青く見