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大学生、大地に立つ 22

心に正直に

思い出したくないのに思い出してしまう嫌なことってありますよね。
最近の僕はというと、人の幸せを見るたびに嫌な思い出が蘇ってきて、素直に手を叩けない自分がいます。
決して今の自分が幸せじゃないとかそういうわけではないんです。
ただ、僕にとって良い思い出よりも悪い思い出の方が深く心に刻まれているというだけの話です。
先日ふと高校の頃を思い出して深い後悔と罪の意識に押しつぶされそうになりました。
最近は思い出すことも少なくなってきて非常に順調だったのですが、駅であるカップルを見かけた折に、心の闇の部分が大きくなりました。
もしかしたら自分が手に入れていたかもしれない幸せが目の前で繰り広げられていたことに対して、嫉妬ではないくらい感情が生まれたのを感じました。
手の届くところにあったはずの幸せを逃し、助けることができたはずなのに手を差し伸べなかった自分が憎くなりました。
僕は常にそういう男なのです。
守るべきものを守れなかった後悔は一生拭えないものなのだと思います。
彼女の笑顔をもう一度見たい、彼女の声をもう一度聞きたい。
そんなこと考えるべきではないのに、心が理性を抑え込んでしまう。
高校の頃の僕は、彼女の隣で笑っていられる未来を夢見ていました。
そんな輝いている未来を、僕は自分の手で壊しました。
彼女を失ってから、世界の何もかもが濁って見えました。
好きなアイドルのライブに行っも、スポーツを見に行っても、お酒を飲んでいても、僕の目の前に突きつけられる現実は変わりません。
だからもう自分に嘘をつかないことにします。
彼女のことを一生忘れない。
この後悔を背負い続けて生きていく。
時に自分を憎み、後悔し、現実逃避をしてまた現実に戻ってくる。
理性ではどうにもできない世界。
その中で苦しみもがいて生きていこうと思う今日この頃です。

自分が日本人だと思う瞬間

先日、友人と女性の好みについて話していた時、自分が根っからの日本人だと自覚した瞬間がありました。
というのも、「不適切にもほどがある」で話題になった河合優美さんが、ここ数年で僕が知った女優さんでいちばんの美人だと個人的に思っています。
河合さんは日本の美を体現していると思うのです。
思えば、僕のタイプの顔立ちは言ってみれば「日本人顔」なのです。
海外やハーフの方も綺麗だなと思うことはありますが、好きだなと思うのはやっぱり日本の女性です。
黒髪と整っていながらも彫りの深くない顔立ちがとにかく昔から好きで、最近流行っている韓国風メイクなどは正直あまり好きではありません。
韓国のファッションがおしゃれだというのは百も承知ですが、日常で出会う人でも、言葉は悪いですがいわゆる地味な女性に惹かれます。
古くから言われる美人を形容する諺に「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」というものがありますが、僕はまさにそんな女性が好きで、今どき古い考え方だと言われればそれまでですが、そんな古き良き日本人の感性を大事にしていきたいなと思うのです。

結局スポーツが好き

僕はスポーツが好きでよく見るのですが、今までバレーボールを敬遠してきました。
特に理由があるわけでも無いのですが、母親が好きで小さい頃から代表戦はテレビで見ている家庭だったにも関わらず、特に触れることなく21年間生きてきました。
それが、ここ最近ネーションズリーグで男女のバレー日本代表戦を見ていたらハマってしまいました。
なぜ今まで敬遠してきたのでしょうか。
戦略の妙や力強いスパイクなど、見れば見るほど魅力がわかってきて、今まで自分は確実に人生の損をしてきたなと感じました。
僕の中で今まであまり好きでは無いスポーツの部類に入っていたバレーボールの沼にここまで引き込まれるとは思っていませんでした。
普段見ていないスポーツや敬遠しているスポーツもこれから触れてみようかなと思える素晴らしい出会いでした。
結局僕はスポーツが好きなのだと思います。

そろそろ死んでもいいかなと思う

冒頭の話に戻るのですが、僕は最近「そろそろ死んでもいいかなと」思うことがあります。
もういいかな、今死んだら丁度良いな、と思います。
今死んだところで、もしあの世で彼女と会ったら、僕は引かれるかもしれません。
僕がこんなに不毛な恋を引きずってるなんて、彼女は気持ち悪いと思うかもしれません。
ですが、やはり今死んだら非常に丁度良いのです。
もう疲れました。
人間関係も正直どうだって良いし、もう友達もいらないと思うし、下手すれば一生結婚せずに一人で人生を終えてしまいたいと思う時もあります。
そんな僕が生き続ける意味はあるのでしょうか。
もはや希望なんて持てない人生に先はあるのでしょうか。
僕は自己中心的な人間なので自殺なんてしませんが、誰かが僕を殺したなら、犯人が捕まり僕が悲劇の象徴になって何か良い感じになるんじゃあないかと思ったり。
人生って難しいですね。

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