日記211105(漫画とおじや)

エビオス錠が効いたのか寝入りや夜中の吐き気は無くなった。チビの時はここが辛かったので良かった。

そのかわり、日中は1回目よりつわり が重く感じる。機械的に働く仕事と、自分の裁量で全て決めなくてはいけない育児の差もあるかもしれない。チビの時は眠りづわりと食べづわりだった。気分が悪いふりをして業務中に机に突っ伏して数分寝てしまう事もあった。今回は食べづわりに加えて肩や首の重さからくる吐き気が気になる。眠気はなくむしろ不眠気味。

今日もエビオスと葉酸合わせて31錠なんとか飲む。

胃が動いている気がしないので、おじやを作って食べている。おじやを食べていると、思い浮かぶ漫画飯がある。ゲームが題材のアンソロジー本にその短編漫画はあって、弟の本棚から借りて読んだ。

主人公が帰宅すると同居しているヒロイン的立場の女性が自炊している。彼女は滅多に自炊する事がないので料理を見られて恥ずかしがるが、結局主人公の強い希望で出来た料理を振る舞う羽目になる。彼女は以前過酷な環境を生き抜いていて、その時よく作った料理だという。料理といっても彼女曰く「ありあわせの野菜と肉と穀物をいっぺんに煮込んで塩で味をつけただけのもの」だそうで、主人公の表情からしても、とても美味しいものではないようだ。でも彼女は「今は食材の質がいいからあの頃より美味しい」と笑い、主人公も彼女の食事と思い出を共有できる事が嬉しいと笑い返して終わるという内容だった気がする。

彼女と過酷の度合いは違うけれど、つわり で苦しい時に作ったシンプルなおじやがそのイメージと重なって、少しだけ食欲が出る気がするのだった。

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