日記200119

チビは夜泣きが多かった。その時の行動に心を動かされた。チビはオムツ替えの間怒って泣いていたけれど、そのうち私の膝の間に顔を預け、私の手を握りながら寝てしまったのだった。この子は自分の持つ不快感を、私が全て拭い去ってくれると心から信じている。私は急に自信が無くなった。言葉もまだ通じないのに、出来るわけがない。その後、急に自信が出てきた。私の手にはその力があるんだと思った。

チビはお尻を持ち上げた格好で寝ている。昼に夫が、お尻を持ち上げて寝る子は甘えん坊なんだよ、と言っていたのを思い出す。

【今日の夢】

チビと暮らしている。住んでいるところは2階。カラフルな建物。地下に住む予定だったところ、引越し直前に2階になった。

来客がある。中学時代の友人。当時の隣のクラスの担任教師だった「ハタ」という男に通り魔のように襲われたという。子供連れの私を気遣い、外出を控えるよう警告しにきてくれたのだった。

チビを預ける保育園を探すため、パンフレットを読んでいる。大柄でインパクトのある保育士。保育方針も一歩間違えれば炎上しかねない奇妙なものだった。

また、チャイムが鳴る。宅配かと思いインターホンで確認すると、「あの…」という躊躇うような声がする。ドアを開けると別の友人が立っている。困ったように微笑みながら、「ハタに襲われた…」という。同じく通り魔的に殴られたそうだ。私は辛かったねと彼女を抱きしめ、息子を預けてハタへの復讐を計画する。住んでいるマンションの近くにハタが近づいてくる。薄暗いエントランスのような所で、今度は私がハタに襲いかかる。倒れたハタを見下ろしながら、ところでどうして2人の友人は私の新しい住所を知っていたのだろう、と思う。(終)

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