Blue Herring 解説 8.Shinihg Future / K.Shiraki

8.Shinihg Future / K.Shiraki

録音:自宅スタジオ
sE Electronics sE2200
MOTU Ultralite mk3

使用機材
YANAGISAWA A-WO37-PGP
Woodstone AM-1 SS 7☆
VANDOREN ZZ 2.5

EWI4000s

本編最後的扱いな曲です(自分としては9.10.はボーナストラック的立ち位置なので)。
終始ハッピーでタイトルそのままな感じです。笑顔になれる曲。

作曲はこれまたTwitterで見つけたK.Shirakiさん。
かわいい系フュージョンやエモエモ打ち込み曲を投稿されています。
今回曲提供のお願いをしたところすぐOKしてくださいました。

もうイントロから優勝決定みたいな曲ですよね笑
メロはサックス的にめちゃくちゃ歌いやすくて、そのまま吹いて即メロディックになる感じ。すごい。Shirakiさんサックス吹きだったりしないかな…

中間のソロはEWI。こちらも1.Dopohin's Avenueと同じで、MIDI録音→修正→練習→録音という流れでした。
このソロを作る時にイメージしたのは山本真央樹さんのアルバム「In My World」に収録されている「 Little Universe」の本田雅人さんのソロ。起承転結やフレーズの紡ぎ方が非常に素晴らしく、セオリーを感じさせつつも個性があって大好きなんですが、その感じを少しでも出せないかと頑張りました。
ただ、コード進行が複雑で転調や代理コードが多用されているため一筋縄ではいかない…インで吹いてもアウトに聞こえたり、逆もしかり…リズム的な変化も欲しいし…とすごく頭を抱えました。
かなり時間をかけて練りましたが、最終的にはとても納得のいくものになりました。トリプルタンギングやベンドを多用したフレーズや、トンデモアウトフレーズ等々、色々なギミックが使われています。

そのかわり、ラスサビのサックスソロはどちらかというとテンション重視で。音域は高めで音色も強め。締めのフレーズもとてもオーセンティックさを感じるものにしました。

というわけで、Blue Herringはここで一度完結。ここから邪悪なボーナストラックへ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?