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前田塾長集中講義から学ぶ「シン・ディベート思考」

みなさんは、「ディベート」をやったことありますか?

わたしの経験も交えて、メモ魔塾でのディベート体験をお伝えさせてください。

1.はじめに

わたしは、前田裕二さんのオンラインサロン「メモ魔塾」に入るまで、ディベートの経験はありませんでした。

小学校の教師をしているので、「国語の討論の学習でディベートを取り入れると伝える力が育つ」と学んだことがあります。でも、今まで低学年の担任が多かったこともあり、ディベートを職場で活用することはありませんでした。

ディベートについて深く学んだきっかけは、2021年10月に行われたメモ魔塾での前田塾長の集中講義「シン・ディベート思考」でした。

その後、毎月行われているMリーグにて、ディベートをテーマとした「ディベートの乱」が行われ、わたしなりにチャレンジはしたのですが、自分の考えを主張することへの苦手意識がありました。

それから1年と少したった2023年1月のMリーグにて、再度「ディベートの乱」が行われることになりました。そこで、集中講義のアーカイブを聞き、戻り漆塗り(学んだことをもう一度復習して確かな理解につなげること)したのです。

メモ魔塾でのMリーグは、さまざまな体験ができるチャレンジの場なのですが、言語化が苦手という意識がある私は、「ディベート」にたいして抵抗がありました。

でも、メモ魔塾で培っているチャレンジ精神をもとに、メモ魔塾ならではの体験の機会として、「ディベートの乱」に自分なりに挑むことに決めました。

苦手意識はなくならないかもと思いつつ、自分なりに成長できる機会を大切にしたいと思ったのです。

2.「シン・ディベート思考」とは

前田塾長は、集中講義において、ディベートを学ぶことによって8つの力が育つと話しています。

▼ディベートで身につく8つの能力
(どういう力があったら強くなれるか)
■想像力
■交渉力
■俯瞰力
■構造理解力
■質問力
■傾聴力
■反論力
■先読み力

メモ魔塾前田塾長集中講義「シン・ディベート思考」より

前田塾長の話を聞いた時、(なるほど!これはすごい。)と思いました。

今は苦手でも、継続的に取り組むことによって、ディベート力は上がるに違いない。戦って負けるかもしれないけれど、自分自身の成長は必ずあるはず…。そんな思いで前向きに取り組もうとしました。

そして、「職場で受け持っている子供たちとディベートの授業をやってみたい」

そんな思いで、私のディベートチャレンジが始まったのです。

3.ディベートにチャレンジ

前田塾長が集中講義にて提唱した、「ディベートの『レベル4』理論」を意識して、まずは、テーマについてインプットし、ディベート練習に臨むようになりました。

▼ディベーターの「レベル4」理論とは
レベル1 「インプット完了」
レベル2 「自由にアウトプットできる」
レベル3 「想定ツッコミに反論できる」
レベル4 「自然にダイアログできる」

レベル4まで行って日常生活に落とし込む(日常会話に自然に出せるレベル)ことがシン・ディベートのエッセンスであり、心臓部である。

                  メモ魔塾前田塾長集中講義「シン・ディベート思考」より

レベル4の日常生活に自然に出せるレベルには2つあります。

❶そのテーマに馴染みや興味のない相手でもスムーズに導入させられる力
➋相手が不快ではない反論や議論(相手が不快にならない建設的な意見交換ができるという状態)

メモ魔塾前田塾長集中講義「シン・ディベート思考」より

だそうです。

レベル4までの到達はとても難しいけれど、レベル2まで到達できたら嬉しい。そんな気持ちで取り組みました。

4.Mリーグでの挑戦

Mリーグでのディベートテーマは、「自分を成長させる力と他人を成長させる力、どっちが重要か」でした。

わたしは、「自分を成長させる力」側となり、先に主張させていただきました。まずは、なぜ、そうなのかの理由を3つ述べたのですが、それに対して、「自分を成長させることも大切だが、人を成長させてあげられた方が価値が高く素晴らしいのではないか。」という反論。自分よりも他人をと考えるとは、確かに立派です。

そして、「メモ魔塾生のために尽力してくださる前田塾長は素晴らしい。」と、説得力ある具体エピソードが続きました。

(そうそう。そんなことあった…‼)と共感しつつも、まずは自分が成長することが大切との考えから、「前田さんも、まずは努力されて勉強されたのではないでしょうか。」と続けたところで、時間となりました。

前田さんジャッジにおいて、今回の判定は引き分けとなりました。

「今回の場合は、『まず、自分を成長させることが先。ならば、まず自分を成長させてからということで、重要なのは自分ということになりますよね。』と切り返すことができたなら、自分が成長させる力が重要であるという主張が優位に立ったのではないか。」

前田裕二塾長からのフィードバック

このようなフィードバックをいただきました。

前田さんからのフィードバックを聞いて、(そんなふうに理論を展開していくのか。なるほど‼)と思いました。

また、互いのよさを認め合うというスタンスがよかったと、前田さんからのポイントをいただくことができました。

前田さんの人を納得させる言語化力はすごい」とあらためて感じることのできたMリーグとなったのです。

5.おわりに

今回のMリーグで学んだことは、ディベートには、インプットすることが大切ということ。これについては、クリアできたと思います。でも、次の段階のアウトプットについては、資料を生かしきれなかったという反省があります。

また、ディベートの難しさは、相手がどんな返し方をしてくるか?それに対しての臨機応変な返し方が必要…これは、特に難しかったです。

でも、ディベート修業は始まったばかり。これからも修行を楽しみたいと思います。

そして、職場で関わっている子供たちとも、ディベートを楽しんでみたいと思います。立場を決めて話し合うことは、きっと、子供たちの思考力を鍛えてくれると期待しています。

今後は、レベル2めざして取り組みたいと思います。そのためにも、日々のメモを書き溜めておき、エピソードを交えて相手を説得できるようになれたら…と思います。

現在取り組んでいるのは、3月のMリーグ「喩えの乱」。2月に引き続いての挑戦となります。メモ魔塾ならではの体験を楽しみたいです。

メモ魔塾では、今までのMリーグのアーカイブや前田塾長集中講義のアーカイブを観ることができます。メモ魔塾のことをもっと知りたいという方は、ぜひこちらを見てください。👇

                     (メモ魔塾特進科 ヨーコ)





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