映画「燃えよ剣」を観たんだけど。

普段ぜんぜん映画館にいかない人間だけれど
新選組大好き人間のワイには
あの名作、燃えよ剣が映画化!とかご褒美ありがたい!

これは絶対に観ないと・・・
と思っているうちにコロナになり公開延期。
大丈夫なのかと心配していたが、無事に公開。

まず観て真っ先に思ったのが・・・こんな内容だったっけ???
何ぶん小説を読んだのはもううん十年前。
史実以外の部分では割とあやふやになってましたが

でも

それでも

さすがに

七里研之助のポジションなに────!!!!?

「何かありましたら自分に!」じゃねえYO!

他のオリキャラであるお雪は
原作の燃えよ剣での前半ヒロイン(?)の佐絵と混じった感じあるけど
(設定混じった上に能力山積みのパーフェクト超人みたいになってた・・・)
一つの映画にするなら、ヒロインは一人のほうがわかりやすいからね。
仕方ないね。
あと制作費的な意味で甲鉄艦奪取がないのは仕方ない。うん。
そして二股口での奮闘をもっともっと観たかったけど・・・うん。

でもね、そんなことよりね

なによりね、一つだけどうしても言いたいことあるんだ・・・

さすがに

左之助喋らなさすぎでしょお!!!!

いやいや、試衛館時代の古参メンバーで!?
藤堂みたいに途中離脱せずに、鳥羽伏見までは一緒だった
副長助勤の一人ですよね!!!?
そんなことあるー!?
喋らなさすぎというか、そもそも、セリフあった!?
いやぁ、この扱いはびっくり。
源さんと年離れすぎじゃね?って事がまるで些細なほど!

油小路での、藤堂平助。

伊藤一派にいってしまったけど、昔馴染みの藤堂を
逃してやりたい。
そういう古参メンバーの気持ちが感じられなかったという以前に
土方自ら斬るんんかいwwwwwwwww
や〜思い切った改変で、ぶっとんだ。
顔キャラは顔キャラが倒さないと盛り上がらん、か・・・
演出上、仕方ないとしよう。

でもそういった、絆っぽいとこが結構希薄な映画だったように思う。
土方の近藤さん大好きな感じ。
山南さんと沖田の感じとかも、さくっと捕まえて介錯してる。
ただ、土方と沖田のことはめちゃくちゃ仲よさげw(尊い・・・)

とかなんとか気になってる部分はあるけれど
良いなーって部分もたんまりありまぁす!!!!!!!

・配役と演技がステキ。
土方、沖田、近藤は最高じゃった。
沖田の子もジャニーズの人なんよね?月代OKなのいいな〜
あとは岡田准一の、変な歩き方なんだろうって京に行くまでに思ってたけど
武士らしくない歩き方って言われてるとこが
あ〜〜〜なるほど!たしかに!って農民みたことないのに凄い納得いった。
そんで、やっぱ忘れてはいけない
新選組の親組織、会津藩藩主の松平容保公・・・よかった・・・尊い・・・

・愛刀
真実かどうかは別として、ちゃんと近藤には虎徹。
沖田には菊一文字。
土方には和泉守兼定。
そこを持ってるって言う部分があったことが嬉しい。
(一回名前出てきただけだけど)

・土方の有名な写真
あっこのシーン最高やん?

・尺
一本の映画にするには尺足りないと思ってたけど
昔語りで進行する方式にしてあるので
要所要所をかいつまんで演るには凄い良いやり方だと感じた。
(ただそれでもまだ尺は足りなかったとは思うけど)

・殺陣
これもすごくよくて、ワクワクハラハラ。
芹鴨と揉めたとき、転がりながら土方が刀振った時の切っ先が
ほんとに当たりそうであぶなっ!ってヒヤヒヤ。


という感じで
これはもう、BDかDVDか出たら絶対買うわこれ。
あと、文庫の燃えよ剣も買い直したから、読み直すます〜

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