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新産業づくりの発想はデジタルトランスフォーメーションそのもの

12の新産業の共創を推進している、新産業のアクセラレータSUNDRED。私もインタープレナーとして少しずつ関与度合いが高くなっている。留目さん中心に面白い人達が沢山集まっているので、その引力に引かれるように、重力に捉えられたのごとく、中心に引き寄せられている。そんな感覚だ。

そんなSUNDREDのコアとなる事業、新産業共創スタジオの「新産業づくり」の発想についての話しが、本日投稿された留目さんのインタビュー記事にあったので少し言葉を変えつつ引用しておきたい。


新産業づくりの発想はデジタルトランスフォーメーションそのもの

留目さんは、元レノボ・ジャパンの社長
当時の主力商品はPCだけどシェアは高止まり、成長するビジネスではなくなった。そこで「タブレット」という製品を新規事業として選んだ。

「タブレット」はシンプルで、単価も安いもの。

ただ、じゃあ簡単に売れるようになるかというと、まったくそんなことがなくて。タブレットは新たな付加価値の創造のためにユーザーエクスペリエンスやバリューチェーンを変えていく中で初めてその役割が決まっていくんです。

まさにデジタルトランスフォーメーション(DX)そのものと言っても過言ではなく、個社だけで考えていてもダメで、目的そのものから複数の企業やスタートアップと対話しながら共創していかないといけない。この経験や気付きが、新産業づくりの発想につながっています。


日本からは新しい産業が生まれなかった

デジタルトランスフォーメーション(DX)は、絶対に一つの会社だけではなし得ない。産業構造やサプライチェーンなどの全体にかかわる人たちが一斉に変わって、初めて起こせる変革なんですよね。

だとしたら、会社や業界の垣根を越えて手を組み、同じ目標に向かって進んでいかないと達成できないわけです。 ただ、これまでの日本はそういう場面で、個別の業界や会社の利害を優先し、自分の都合を主張するだけで、一つにまとまることができなかった。だから、日本からは新しい産業が生まれなかったんだろうと思っています。


調整役、推進役を務めていくことがSUNDRED

本当は、大勢の人が関わるからこそ「何のためにそれをやるのか?」という目的意識をしっかりと共有することが重要で。そのような調整役、推進役を務めていくことがSUNDREDの役割。

そこから「新産業」を共創していく。



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Photo by Markus Spiske on Unsplash




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