聞くとは、互いに同じビジョンを共有していくこと - こころの対話
「聞く」が大事らしい。「らしい」と書いているのは、私があまり理解していなからだ。「聞く」よりも「話す」方を優先してきた。プレゼンテーションの技術を学ぶのも、そう「話す」方だ。
今、「こころの対話」と言う本を読んでいる。その中の5章、引用しておきたい。
同じビジョンを共有していくこととは?
それは、一方が自分のイメージを捨て、相手のもつ山のイメージに合わせることでも、両者が妥協して、中間的な山のイメージをもつことでもありません。両者がいったん、互いに相手の山のイメージをもつこと、それが、同じビジョンを共有していくということです。
別に、自分の山のイメージを捨てる必要はなくて、ただ、相手のビジョンももってみるのです。議論は、それからです。
私が名乗っているプロジェクトデザイナーの役割は
プロジェクト最初の難問は、関係者間で"様々なズレ"があること。
これを2つのデザイン(設計のDESIGN、意匠のdesign)の力で「共創の景色 / 実現すべき未来」を描くことで"様々なズレ"を解決する
私も「聞く」は重要な要素と認識していました。しかし「聞いているつもり」だったような。本書を読んでいるとまだまだ「聞く」の力を過小評価していたようだ。
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アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。