タイトル

”もやもや・ふわふわ”プロジェクトをスッキリさせて、やるべきタスクにまで分解する事を一緒に行うワークショップの設計思想

自分の価値は何か?を常に問い続けながらの1年半、2017年春からプロジェクトデザイナーを名乗り、色々な方とディスカッションしたり、実際にプロジェクトをやったりしました。特に意識していたのが、私は何か一番喜ばれるスキルなのか?市場における価値は何か?という点。

そして最近喜ばれるスキルの1つが「”もやもや・ふわふわ”プロジェクトをスッキリさせてタスクに落とすまでができる。」という事。

ならば「”もやもや・ふわふわ”プロジェクトをスッキリさせてタスクに落とすまでができる。」この手順を体系化して、皆に伝えられないか?と考え「2018年10月に"もやもや・ふわふわ”プロジェクトを整理するための研修プログラムを考えよう!」という主旨の投稿をしました。

10月に目次を考え、実際にいくつかをドキュメント化し公開したり、人に伝えたりしながら3ヶ月を過ごすと、これまで感覚的にやっていた、ノウハウが整理されていきます。で改めて10月の目次を読み返すと、章ごとにバラバラに研修する分には良いんですけど、全体で俯瞰してみればまさに「絵に描いた餅」状態。

何が言いたいかというと、つまりは当初考えていた内容とはまるっきり変わりました。(でも目次つくって、それを意識して過ごす3ヶ月間はマジ濃厚なので、まったく後悔はしていないし無駄とも思っていない。)

どこが変わったか?

実際にその流れをやってみたり、人に喋ったりしていると・・・。
これでは成果でないな、スッキリしないな、という結論にいたり・・・。

こう変えた

実際に「”もやもや・ふわふわ”プロジェクト」で悩んでいる方が対象で、その「”もやもや・ふわふわ”プロジェクト」を一緒に整理していくワークショップスタイルをやろう。(幾つかはやっている。)

【私の関わり方】
・ファシリテーターとして現状を聞き、整理する。
・プランナーとして足らない企画の部分を補う。
・デザイナーとしてステークホルダーが決断できる何かをアウトプット。
・要所要所でプロジェクトやマネジメントの基本知識もメンバーにインプット。
・一緒に整理を行う過程で私が持っているノウハウは伝授。

つまりは私の「プロジェクトデザイナー」の仕事のやり方をトレースしながら、参加メンバーと一緒にプロジェクトをやろう。私はファシリテーターの側面と、一緒にやるプロジェクトメンバーの1人という側面を使い分けてやるけどね。

で、必要なら手取り足取り教える。テクニックも教える。課題も一緒に考える。というワークショップ形式で成果を出そうという結論。

さらに「ワークショップ終了後の成果」についても考えました。

3つの武器を渡そう

・自走できる状態になっていること。
・プロジェクトにチャレンジするんだ!というマインドになっていること。
・プロジェクトチームが機能している状態になること。そのチームの存在は、組織や社会を動かす力になっていること。

これはワークショップデザイナー、タキザワケイタさんの記事を読んで、感銘を受け、私なりにアレンジしたものです。



実際のワークショッププログラム

【タイトル】
”もやもや・ふわふわ”プロジェクトをスッキリさせてタスクに落とすまでのワークショップ

※実際には実プロジェクト名をいれます。
例)「IoTでなんかやろうプロジェクト」を整理して具体的な優先度付きのタスクに落とすまでのワークショップ、「1,000人LT大会イベント」のやることを整理して」を整理して具体的な優先度付きのタスクに落とすまでのワークショップ。とかそんなイメージ。

【概要】
”もやもや・ふわふわ”プロジェクトをスッキリさせプロジェクトチームが推進できるようにするまでを、プロジェクトデザイナーが並走するワークショップ

【2つのゴール】
① スッキリした
・具体的なタスクに落とし込まれている。
・優先度が付いている。
・やらないことも決めている。

② 3つの武器を得た
・自走できる状態になっている。
・チャレンジしている!というマインドになっている。
・プロジェクトチームの存在自体が組織や社会を動かす力になっている。

【参加メンバー】
・決断できるプロジェクトの責任者の参加必須
 プロジェクトオーナー / プロダクトマネージャー / 経営者
・主要メンバー3〜4名位が好ましいと考えている。

【想定時間】
10〜50時間程度を想定
ワークショップ後は、Facebookで秘密のグループを作りオンラインのサポートを想定

ワークショップは3部構成

1部 プロジェクトの基盤を作る

・プロジェクトの特性を知る
・プロジェクトで使う言葉を合わせる
・チームの思想・ビジョンを理解する
・プロジェクトのアイデアを理解する

2部 “もやもや・ふわふわ“の課題を全部洗い出す

・単純なコミュニケーションミスか?
・プロジェクトに成っているのか?
・チームの思想・ビジョンと乖離していないか?
・ヒトの問題か?
・モノの問題か?
・カネの問題か?
・その他、なんでも極力全部出す

3部 スッキリさせる

・ちゃんとプロジェクトにする
・課題を整理し可視化する
・優先度を付ける
・やらないことも決める
・リソースを基準にフェーズを切る
・基本テクニックを覚え、使える状態にする
 → グランドルールを作る / 会議の設計 / スコープ管理 / WBS制作、など

スピンオフ

Facebookの秘密のグループで雑談

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2018年12月時点では、ワークショップという名目ではなく、別の名称で企業向けに展開を始めています。なので3ヶ月もすればまた内容が大幅に変わったり、アップグレードしますが、何らかのワードに興味を持たれた方、是非連絡ください。ディスカッションしましょう。

2019年1月5日、一部追記

アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。