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PMOはPMを補完するのが役割 - PMO業務を整理するその1

PMOとはProject Management Officeの略。このPMOの需要、今まさに凄くあるんじゃないか?って肌感覚があるので、整理のために本日のnoteを書いておく。

前提として、全ての能力を兼ね備えるスーパーPMは希少種(ほぼいない)
「ビジョナリー、先見性」「マネジメント」「ファシリテーション力」「リスクへの感度」「専門家と対等に対話ができる」「プロジェクトの作法をしっている」「コスト管理」などなど

全ての能力を兼ね備えるスーパーPMは希少種

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これらのPMがプロジェクトを推進すると、当然の結果として品質や進捗にばらつきができる

PM-Aは期限は守るし、品質もそこそこだけど、メンバーは疲弊する
PM-Bは品質は高いけど期限を守らない
PM-Cはプロジェクトが進まない。

とか、まぁよくある話しだ。
これは組織にとっては大きな課題となる。

解決したいゴールは「プロジェクトをちゃんとしたい」
解決の手段としてPMOを設置する。

その時のPMOの役割を定義するとすれば

PMOの役割はPM(Project Manager)を補完する

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つまりPMのスキル・マインドのバラツキをPMOが補完するということ。

補完のバリエーション

・一部の業務を負担する
・業務を効率的に進めるために、業務フローやツールを標準化する、標準化することで、PM教育の難易度も下がり、支援するスタッフも拡充しやすくなる
・PMを一定以上のスキルするために教育する(教育するためにPMOスタッフはプロジェクトマネジメントについて学ぶ)

PMOについて書く予定のnote

・PMOは何の業務を負担すべきか? - PMO業務を整理するその2
・標準化とは何か? - PMO業務を整理するその3
・PM教育を考える - PMO業務を整理するその4


アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。