働くを考える

複業ワーカーと週休3日制、そしてインタープレナー。

2019年12月 11日「マーケ人材×複業ワーカーの問題意識を共有する会」を開催したのですが、事前準備としてマイクロソフトの週休3日制がネタになりそうと思って見ていたら、以下の記事にたどり着きました。たくさんのポイントがあるので整理しておきます。

「完全週休3日制」となればさらに別の仕事もできる時間がある。「複業ワーカー」の親和性は高いですからね。

日本MSだけではない、「完全週休3日制」で成果を上げたITベンチャーの工夫

600株式会社

サイトよりミッション引用
私たちは、無人コンビニを、お客様一人一人に寄り添うコンシェルジュのような存在にしたいと考えています。

例えば会社で、付箋がない。メガネ拭きがほしい。喉がかわいた。お腹がすいた。そんなときに、すぐそばに、あなたの席から10歩ほど歩いたところに600があって、お弁当や飲料だけでなく、あなたが必要としているものを置いてくれていたとしたら、とても嬉しくなりませんか?

例えばマンションで、サランラップがなくなった。料理中に醤油を買うのを忘れたことに気づいた。今日はなんとなく外に出たくない。そんなときに、マンションのフロア内にちょっとしたものが買える、しかもあなたのニーズに最適化された無人コンビニがあれば、とても助かりませんか?

私達が作りたい未来は、そういう風な、もっと便利で、もっとストレスがなく、もっとみんなが時間を大切に使える、そんな世界です。

ミッションは「1分あれば何でもできる!」。最初は1分でできることは限られているかもしれません。それでも私たちは、世界中の人々にとって、「1分あれば何でもできる」ことが当たり前になる世界が、より良い世界であると信じています。

さて、気になった部分

「2日単位で働くほうが効率が上がる」

平日5日間あると、週の前半は仕事のペースが上がらず、金曜日にペースを上げて取り戻す流れになりがちだ。それよりは、2日働いて休むというのを繰り返したほうが効率を高めやすかった
(久保社長)

ポイント

・商談などは水曜日は受けないのが原則。
・無人コンビニに商品を届ける物流施設も水曜日は休み。
・形骸化しないように常々社員に話している。

形骸化は駄目、事業立ち上げスピードが落ちても駄目

4日間の勤務で仕事の効率が上がらず、残業や休日出勤が頻発するようなら、せっかくの週休3日制はたちまち形骸化する。休日が多いために事業立ち上げのスピードが落ちるようでは、週休3日制どころか企業の存続も危うくなる。

週休3日制の形骸化を防ぐためにやっている2つのこと

その1|OKR(Objectives and Key Results)で目標管理の徹底

600の目標設定の単位は月次、Slack上で管理
チームの成果と個人の成果を連携させるために、個人が書く「隔日報(かくにっぽう)」という制度の導入。
→隔日報は全社で共有。
→2日単位で目標を立てて成果を出すことを求められる。

その2|根回し無し、意思決定をシンプルに

物品の購入や外部との契約からOKRの目標変更まで、600社内の全ての意思決定は「提案者」「意思決定者」「承認者」の3人で行うことで、意思決定を迅速にしている。
ゆえに多数の関係者に「根回し」する必要はない。

これからの働き方はどうなる?私が共感するのはインタープレナー

働き方改革の文脈で色々と語られていますが、私が最も気になっている点。何とかできないかな?と常々考えているのは、企業内の人達をどう活かすか。SUNDREDの留目さんが言う「インタープレナー」。

「インタープレナー」とは

イントレプレナー(社内起業家)ではなく、インタープレナー

留目さんの対談より
ただ、僕ももともとは大企業畑の人間だけれど、スタートアップに投資したり経営に参画したりすることもあるし、自分で起業もするし。自分が何役も演じていて、その境界線がとても曖昧になっていると感じるんですよ。このように、複数のキャラクターを自由自在に動ける人を、僕はインタープレナーと呼んでいるんです。

週休3日制、複業ワーカー、インタープレナー。

週休3日制、複業ワーカー、インタープレナー。
これからの働き方はより多彩になっていきますよね。
1つの企業に縛られている場合ではない。
さて、私はこの流れに乗るか。

続きはまた。

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