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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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#良い問い

自分への「問い」のリスト2021

これは自分への「問い」のリストで毎日、自問自答しているもの。主にプロジェクトに関わる事で考えながら寝落ちすることも多い。 ノートとペンが枕元に常においてある。 万年筆をキャップせずに寝落ちした結果、布団についた青い染みも多数。流石に万年筆で寝落ちがやめました。 2021年、自分へどんな「問い」を考えていたのか?未来の自分へ向けてメモとして。 自分への「問い」のリスト 1. 自分でやりたいか?そのプロジェクトは自分でやりたいか? 誰か(信頼できる知人)にやって貰った方がい

散らかったプロジェクトを整理する3つの”問い”

1年半前のnoteを加筆・再編集して再掲載します。 「散らかったプロジェクトの整理のためにプロジェクトファシリテーションに入って欲しい」という話が私にはあります。 私のファシリテーションに求められる期待値は「参加メンバーのスキルやマインド、組織の力学などを理解しコミュニケーションを活性化させる役割」に加えて、「プロジェクトに足らない全体設計や企画の部分を支援する役割」も担ったりします。 だからファシリテーターではなくプロジェクトファシリテーター。 そもそも「全体設計が

自分は能力不足

昨日、富田直美さん(株式会社hapi-robo st 代表取締役社長、ハウステンボス株式会社 取締役 CTO、そしてラジコンの神様)の考力塾に参加し、富田さんと参加メンバーでディスカッション。その時に印象に残った話がこちら、富田さんは社員に対して、自分が一番能力不足だという。 それはどういう意味なのか?社長なのに、一番の能力不足とは? 以下の画像を1枚1枚順番に見て考えて欲しい。 最初の1枚は「日比谷野外音楽堂」貴方は、この場所で何ができるのか? を想像することから始めて

妄想を一歩先に進めるために聞いている7つの問い

2018年8月に書いたnoteを再編集したものです。 既存事業の中のプロジェクトや、スモールビジネスの話をしているときの内容で、”ふわふわ”した相談(雑談)の中で「あれしたいこれしたい」という話を聞きます。そんな相談(雑談)から一歩先に進むための質問。 7つの質問と回答は10分位で終わらせる。 1. 客観的に見て貴方は何者?・貴方の強みはなにか? ・例えば貴方しか提供できないものはあるのか? (貴方=個人でも会社でもどちらでも) 2. 具体的に何か持っているの?・例え

アプリシエイティブ・インクワイアリー

先日、「組織開発」や「リーダー育成」の文脈で色々とディスカッションしていた時に教えてもらったもの。大変興味深い手法、というか一部私もやっていたものなので、フムフムちゃんと体系化されているんだな。という次第。さらっと読んだだけでも沢山応用してみたい部分がある。 AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)の定義 AIとは、問いや探求(インクワイアリー)により、個人の価値や強み、組織全体の真価を発見し認め(アプリシエイティブ)、それらの価値の可能性を最大限に生かした、最も効果的

散らかったプロジェクトの整理するときにプロジェクトファシリテーターが確認する3つの”問い”

「散らかったプロジェクトの整理のためにファシリテーションに入って欲しい」という話は割とあります。そんな時に確認する3つの事。 1年半後の2021年3月1日に加筆・再編集したので、是非こちらを。

企画と"問い"

私の企画を立てる最初のキッカケは“現状への問い”から始まることが多い。 「このままでいいのか」という“問い”から始まる。 「もっと楽しくなるのでは?」という“問い”から始まる。 "現状への問い"は多くは現状への疑問・不満が出発点となることが多いよなぁ。 ”問い”を自問しよう。”問い”をつくろう。 ・「なぜ?」 ・「もし〇〇だったら?」 ・「どうすれば?」 本日のオススメ本 最少の時間で「異次元の成果」を生み出す グローバルスタンダードの思考法!<目次> はじめに:

今度「問い」の参考にするnote、問いの「因数分解」の話のnoteはみんなに読んで欲しい

良い問いを創る。yoitoi.com を4月に立ち上げて、試行錯誤を繰り返している私です。1人でやっているので編集長です。まだまだイメージの10%もできていませんが・・・。 それはさておき、「問い」について密かに参考にしている株式会社ミミクリデザイン代表取締役の安斎勇樹さんのnote。 問いの「因数分解」から見えてくる、問いの5つの基本性質 目次 ・問いを"因数分解"するという考え方 ・問いは、認知的な「探索」を誘発する ・一つの問いに、見えない複数の問いが含まれる場合

“強いチーム”って何だろう?という「問い」

10年くらい前に私がマネジャーをやっていたころのメモを整理してnoteに書いています。本日のテーマはダイナミクスとフォーカス 以下は私がやった「問い」 “強いチーム”って何だろう?と考えたことありますか? “強いチーム”の共有の認識を皆で持ちたい。 “強いチーム”というイメージを皆で共有できれば、後はそこに向けてやれることをやる。 と考えていました。 で、当時の私の結論 「ダイナミクス」と「フォーカス」が揃っているチームが強いチーム 【ダイナミクス】「チームの構

子ども向けの「正しい問い」にたどりつく6ステップ

Q思考を読んでいる。2章:子どものように「なぜ」と問い続ける。に幼稚園から高校生までの生徒向けの「正しい問い」にたどりつく6つのステップがあったので紹介しておきたい。 Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法1.教師が「中心テーマを決める」たとえば「拷問は正当化できる」など。 2.生徒が「問いをつくる」教師は手助けをしない。回答もせず、問いについての討論もしない。 すべての問いを書き出す。 すべての文章を質問形式にする。 3.生徒が「問いを改善する」オープンクエスチ

狂ったアイデア

アイデアを考えるときに大事にしている視点があります。 良いアイデアより狂ったアイデアをスタートアップにとって良いアイデアとは、「悪いように見えて」「実は良い」アイデア である。つまり一見狂ったようなアイデアでなければならない。普通の良いアイデアなら 合理的な大企業や他の企業が実施しているので、スタートアップが狙うべきではない。 これは以下の馬田隆明さんのスライド 「あなたのスタートアップのアイデアの育てかた」で知ったものです。 こちらも! 逆説のスタートアップ思考--

”考える力”が足らない

”考える力”が足らない 日本人は“考える力”が足りない。 “考える力”とは何か?これを徹底的に問われ、富田直美さん(塾長)から質問攻めにされるのが「考力塾」。 富田直美さんについて株式会社hapi-robo st 代表取締役社長 ハウステンボス株式会社 取締役 CTOとして H.I.S.グループのロボット事業を統括。 E-Trinity(自己・自然節理・環境経済)による幸福世界の実現・持続をライフワークとし、教育、スポーツ、哲学、芸術、デザイン、メカトロニクス、ラジコンな

プロジェクトの「良い問い」を考える。その3は、ちょっと分解してみませんか?

ディスカッション中、私がファシリテーターの役割になっているときに意識してつかう「問い」のパターン。 できる限り、参加メンバーに自ら答えを出せるように導くときの方法です。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズさんがやっている「ノーミング・セッション」のテクニックでもあります。 以下のnoteの続きです。 プロジェクトの「良い問い」を考える。その1は役割と期待値を全員で合わせるための「問い」 プロジェクトの「良い問い」を考える。その2は、ご都合主義の「問い」 or 徹底

結果と課題と「問い」と企画についての図解

企画を考えるときの大事なポイントを整理して図解をしてみました。 例として、目標ユーザー数が100万/月なのに、現状のユーザー数が1万/月の場合の企画を考えるポイントを整理してみました。 図解 図解の説明、思考過程の注意ポイントユーザー数が少ないは「結果」でしかない。 ユーザー数が少ないは「課題」ではない。 「結果」は「課題」ではない。 結果に対して、何故そうなったのか?を「問う」ことが大事 まず注目して欲しいのは「期間」と「目標のギャップ」の部分 理由は、この2つ