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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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2019年3月の記事一覧

思考の整理学の話その6「既知と未知」。文章を読むときの3つの知的活動

週末6回目の「思考の整理学」の話。最近私は「私自身の思考はどのようになっているのか?」に興味あります。今回の話は「すてる」。 知識は無限にある。その知識をただ単に溜めていくとは何なのか?知識をどう整理するのか?について考えてみる。 知的活動の3つの種類知的活動には3つの種類が考えられる。 ・既知のことを再認する。これをAとする。 ・未知のことを理解する。これをBとする。 ・まったく新しい世界に挑戦する。これをCとする。 本日のnoteは「読書」の切り口で思考を深めていく

伝わらない「もどかしさ」を別の方法で表してみる。更新していないサイトって写真で例えると多分こんな感じ。

ユーザーリサーチやUI改善コンサルティングを事業としている株式会社ポップインサイトCEOの池田朋弘さんのtwitterを見つけて、色々と考えることがあった。 企業サイトをしっかり運営していないと、会社のサービス内容や「信頼性」に大きく関係するんじゃないかな。 伝わらない「もどかしさ」綺麗さとか言う前に、最低限のことが、できてない企業サイトがある。 ・Flashを使っている企業サイト ・画像が壊れてる。 ・遷移先ページがなくなってる。 ・お知らせが更新されていない。 ・S

プロダクトマネージャー、そして全てのマネージャーに必要な「成長の場をつくる」という視点

私が名乗っている「プロジェクトデザイナー」のアップデートを行うために、最も近い職種ではないか?と感じている「プロダクトマネージャー(PdM)」についての理解を深めるためにnoteを書いています。 また、noteに書くことで様々な方とのディスカッションの呼び水になれば!と考えています。 つまり ・プロダクトマネージャーを名乗っている人とディスカッションするためのキッカケにする。 ・プロダクトマネージャー以外を名乗っている人とディスカッションするためのキッカケにする。 ・ディ

プロダクトマネージャーは”判断”と”決断”を間違えずに行うために、何をすべきなのか?

私が名乗っている「プロジェクトデザイナー」のアップデートを行うために、最も近い職種ではないか?と感じている「プロダクトマネージャー(PdM)」についての理解を深めるためにnoteを書いています。 また、noteに書くことで様々な方とのディスカッションの呼び水になれば!と考えています。 つまり ・プロダクトマネージャーを名乗っている人とディスカッションするためのキッカケにする。 ・プロダクトマネージャー以外を名乗っている人とディスカッションするためのキッカケにする。 ・ディ

プロダクトマネージャー(PdM) について考える時に 何度も読み返したnote達

私が名乗っている「プロジェクトデザイナー」のアップデートを行うために、最も近い職種ではないか?と感じている「プロダクトマネージャー(PdM)」についての理解を深めています。 その中で、プロダクトマネージャーとは何か?その職責は何か?を考えるときに参考になったnoteのリストを記事化しておきます。 これもディスカッションのテーマの1つにしたいと考えています。何故、このようなことをやるのか?についてはこちら「自分が議論したい事 or 伝えたい人物をイメージしてnoteを沢山書

ケイパビリティ(組織能力)の何で勝負をするのか?を決定し経営の資源を集中的に投下する。

競争の優位性を確立するにはいくつかの方法が論じられているが、それをケイパビリティ(組織能力)にフォーカスして行く考えがある。 ケイパビリティ(組織能力)の何で勝負をするのか?を決定し経営の資源を集中的に投下する。 BCG 未来をつくる戦略思考: 勝つための50のアイデアケイパビリティをベースにした競争時間という軸での競争で優位にある企業、すなわち、新製品を迅速に市場に投入し、ジャスト・イン・タイムで生産し、顧客の不満に素早く対応している企業は、他の側面でも優れている傾向が

思考の整理学の話その5「すてる」。知識が飽和状態に達したら個性による再吟味が必要。

週末5週連続の「思考の整理学」の話。最近私は「私自身の思考はどのようになっているのか?」に興味あります。今回の話は「すてる」。 知識は無限にある。その知識をただ単に溜めていくとは何なのか?知識をどう整理するのか?について考えてみる。 ニュートンニュートンは次のように言ったと伝えられている。 「世間ではわたくしのことをどう思っているか、知らないが、自分では、自分のことを浜辺で遊んでいるこどもみたいだと思っている。ときどき珍しい小石や貝を見つけて喜んでいるが、向うにはまった

自分が議論したい事 or 伝えたい人物をイメージしてnoteを沢山書くと、良いサイクルが生まれる話。

週に2〜3人程度「ちょっと壁打ち相手お願い!ディスカッションしましょう!」という話が来ます。で、私のディスカッションの進め方、満足度は割と高いのでノウハウを言語化して共有します。 はじめに。私への期待私への期待、即ちディスカッションしたい内容はざっくり4つに分類されます。 ・プロジェクトがうまく進まない事について。 ・リーダー育成について。 ・やりたいことを整理したい。 ・アイデアを一緒に考えたい。 では、ディスカッションに至るまでの流れについて 1.ネタの収集 私は

適応型ビジネスの生態系を創る9つの指針。そして残酷なパラドックスの話

大企業における新規事業開発をいかに進めるか?という問題にアチコチで遭遇しています。そんな状況を打破するためのヒントが沢山ある「BCG 未来をつくる戦略思考: 勝つための50のアイデア」50の評論が掲載されています。これを1章単位で整理してtipsにまとめていくシリーズの3回目です。 BCG 未来をつくる戦略思考: 勝つための50のアイデア 適応型ビジネス・エコシステムの特性、構築の指針、維持の指針適応型ビジネス・エコシステムは、多様なプレーヤーから構成され、プレーヤーたち

予測不可能な世界だから「考える」時代になる。「共創」の時代になる。「進化」が前提の時代になる。

​​ ​​最近の私のテーマは「私自身の思考はどのようになっているのか?」これを考えている。​​今回の話は「20世紀を生き抜く3+1の力」より、「これからの時代に求められる力」についての話。 ​​最近の私が書いたnoteも「考える力」関連のものが多いので共感する部分多いです。 ​​最近の私の「考える力」のnote3選 ​​思考の整理学の話その3「拡散的思考と収斂的思考」の2つの思考を区別する ​​人は意外に深く考えていない。ちゃんと考えるために、自分の思考の癖を知る ​​

思考の整理学の話その4「不幸な逆説」の話。空を飛ぶ自分はグライダー型?飛行機型?

週末4週連続の「思考の整理学」の話。最近私は「私自身の思考はどのようになっているのか?」に興味あります。今回の話は「不幸な逆説」という小学校から始まる教育の話。 空を飛ぶ能力。グラインダーと飛行機「飛ぶ」という視点で考える。 いまの学校教育はグライダー、風を受けて飛び、滑空する。 でもそんなに自由には飛べない。空を飛ぶならエンジンが付いた飛行機がいい。自由に空を飛びたい。 今の学校教育はグラインダー教育。 グライダーの能力を身につけられても、自由に空を飛ぶ飛行機能力は身

わかってほしい?

私も何度も聞いた話。 「わかってほしい」人の話「私はやりたいけど」 ・組織を動かすのは難しい。 ・上を説得するのが難しい という話。 不言不実行の思考:「私はやりたい」、けど難しい。「私はやりたい」けど難しい。 難しい理由を教えてくれる。 または愚痴を言う。 不言不実行の思考 まぁいい。 「やりたい」が本気になったら声かけてね。 こちらも 有言不実行のススメ::::::: noteは年300記事程度の更新頻度。 「プランナー&デザイナーの思考、考え方」「リー

戦略を選ぶための戦略の話。企業が選べる戦略のスタイルは4+1の中から

オープンイノベーション、DX(デジタルトランスフォーメーション)、新規事業開発担当と接する機会がとても多い。 ほぼ共通しているワードが、 【大変だ!】事業環境が大きく変化。  ⇒が、周りは変化していることに鈍感な人が多い。 【大変だ!】過去の成功体験が通用しない。  ⇒が、周りは過去の成功体験に縛られる人が多い。 【大変だ!】競争相手が多様になっている。  ⇒が、周りは相変わらず同業種での競争相手しか見ていない。 つまりは、中々前に進まない。困ったもんだ。 本日の通勤の

人は意外に深く考えていない。ちゃんと考えるために、自分の思考の癖を知る

最近の私のテーマは「私自身の思考はどのようになっているのか?」今回の話は、平井孝志さんの「本質思考」という本の第1章「人は意外に深く考えていない - 本質思考を妨げる9つの思考のクセ -」について 書籍|本質思考: MIT式課題設定&問題解決人は意外に深く考えていない 人は誰でも「自分は考えている」と思っている。「何も考えていない」と自分で自覚している人はあまりいない。しかし「本質から考えているか?」と問われて、自信を持って「はい」と言える人はどれくらいいるだろうか。