見出し画像

【節約ハワイ旅・8泊10日・ハワイ島&オアフ島】タイムシェア比較&マリオットバケーションクラブ購入価格|ヒルトンとマリオットの体験宿泊をした話 ❺

節約旅の予定が奮発している、まんまと乗せられた旅行になりました。
タイムシェア買う人は情弱だと思ってました。ヒルトンの話を聞いたまでは…

最初に言っておきたいのは、ヒルトンの体験宿泊を予定する方、絶対他のタイムシェアを比較した方が良いです。そして、購入金額は年々上がっていくものですし、日本とアメリカで買うとの契約内容が異なるなどありますので、一般人のブログなどで情報収集する際は要注意です。


タイムシェアとは

ひとことで表すと、シェア別荘です。

普通の別荘は滞在しない期間業者を使って貸したり管理会社を使用することもできますが、基本的には自分で管理・メンテナンスが必要です。

タイムシェアはホテルの利便性を享受できて、掃除もメンテも不要。コンドミニアムのように長期滞在用の設備があります。
ざっくり分けると物件所有型・サブスク型があります。

今回は外資系の説明会を聞いてまわりましたが、プリンスなど日本の会社もあります。
※日本でウィンダムの説明会を聴きました。(JALマイルをもらいに・・・)

ヒルトンのタイムシェア

ヒルトンは物件所有制。1つ物件を選びます。
物件によって値段が異なり、物件の利用権を購入します。
複数人が1物件を所有する訳なので、人気の日付は激戦です。予約戦争が起きがちです。

予約は、所有する物件だと1年前、所有していない物件は7ヶ月前?とかから開始するそう。
一応ポイントのようになっていて、次の年から前借りして長く泊まることもできる。

・予約やキャンセル、宿泊の次年度持ち越しに1万円くらい手数料がかかる。
・隔年利用権の販売もあるので、費用を抑えて所有することも可能。
・余ったポイントは(割は悪いけど)ヒルトンのポイントに変換可能。
・所有する部屋を変えたい場合、高い物件には買い替え可能。
・他のブランドも宿泊可能。(RCI社)

こんな人におすすめかも?

毎年に所有物件に滞在したい
割といつでも旅行に行ける
ヒルトンブランドが好き

という人には良いのではと思いました。

▼ヒルトンワイコロアヴィレッジの体験宿泊をした話


マリオット(アメリカ販売)のタイムシェア

マリオットはポイント制。以前はヒルトンと同様でしたが移行したそうです。
年間のポイント数を決めて契約します。世界中の物件を予約できて、物件や日取りによって必要ポイントが異なります。
日本人会員がヒルトンほど多くないため、GWやお盆でも比較的予約が取りやすいそう。

予約は7泊の場合1年前から、それ以下は10ヶ月前からになります。コオリだと、10ヶ月前の予約開始日には5泊取ろうと思っても結構埋まっています。2,3泊だとちょこちょこ空きあり。

・会費の中に予約やキャンセル、ポイント持ち越し費用が入っており、手数料がかからない。
・ヒルトン以外にもグループになったシェラトンやリッツカールトン、提携しているディズニーなど他のブランドも宿泊可能。(インターバル・インターナショナル社)
・余ったポイントは(割は悪いけど)Bonvoyのポイントに変換可能。

こんな人におすすめかも?

色んなリゾートに宿泊したい
予約・キャンセルのハードルが低い方が良い
マリオットブランドが好き

という人に良いと思いました。

通常物件というのは時の経過と共に価値が下がるもの。(都心のマンションとかは置いておいて)
ヒルトンは物件価格が値上がり、マリオットは年に3回ポイント単価が上がっているそうです。

▼マリオットコオリナビーチクラブの体験宿泊をした話


マリオット(日本販売)のタイムシェア

今回話は聞いていませんが、舞浜にあるシェラトン・グランデ・トーキョーベイなどで販売されているバケーションクラブは仕様が異なるようです。
ポイント制は同じですが期限付きだそう。

ウィンダム(日本販売)のタイムシェア

ヒルトンやマリオットと比較すると、あまり馴染みのないホテルブランドですが、所有するホテル数は世界一位。
アメリカに強いですが、オーストラリアをはじめアジア圏でも数多く展開しており、使い勝手は良さそうでした。
ウィンダムもポイント制です。
以前はハワイでの体験宿泊があったそう。今年の5月からアジアとして日本での販売が開始しています。

・会費の中に予約やキャンセル、ポイント持ち越し費用が入っており、手数料がかからない。
・契約期間は20年単位で固定で最大20年。(2020〜2039年、2040〜2059年・・・)
・不動産の所有ではないため固定資産税がない、名義変更の手数料が安い。
・他のブランドも宿泊可能。ウィンダム傘下のRCI社なため手数料無料。(ヒルトンだと結構かかる)

こんな人におすすめかも?

色んなリゾートに宿泊したい
予約・キャンセルのハードルが低い方が良い
高級感は不要、実用性が高い方がいい

期間が決まっていることのメリデメは人それぞれだとは思いますが、私はデメリットに感じました。
販売価格は来年になったら期間が短くなるから安くなるのでは?と思うと思いますが、高くなると説明されました。

説明会参加前にした方がいいこと

購入にあまり興味がない人こそ、事前準備必須です。
なぜなら向こうは営業のプロだから笑
釣った魚にはしっかり餌を与えてきます。
事前情報なしに来た人をその気にさせるのが得意です。

事前準備① 向こう10年、20年の旅行計画

コロナも明けたばかり、しかも円安、物価上昇。
先行き不安ではありますが、旅行はたまに行きたいな、という人も多いと思います。(特にこの記事を読んでいる方は)

まずは旅行費。毎年どのくらい費やせるのか?
行き先や滞在スタイル。理想の過ごし方は?
子供が小さいうちは?ティーンの時は?子育て卒業後は?
これは夫婦やパートナーでまず話し合っておきましょう。
限られた営業時間のうちの検討時間。
根本的価値観の擦り合わせ、をする時間はありません。

事前準備② 中古リセールという存在を知る

有名どころですと「くじら倶楽部」さんがあります。
ヒルトン(ハワイ・ラスベガス)、マリオット(コオリナ)、ディズニー(アウラニ)とウィンダム のタイムシェアリセール物件を仲介する不動産業者です。

ホームページにタイムシェアの仕組み、直販とリセールの違いも説明されています。
また中古の相場感を知っておくことも、きっと営業を受ける上で役立ちます。

なぜタイムシェアを買ったか


ヒルトンの説明は完全に"なし"でした。何も引っ掛からなかった。
お得感も特別感も勝手の良さも何もない。

先にヒルトンを聞いたこそ、マリオットが輝いて見えてしまったところはあると思います。

説明会に参加きた中で今後の旅行スタイルを考え直した時に、2,3年に一度のリゾートは"あり"だと思いました。

ヨーロッパが好きだけど、子供が小さいうちはちょっと厳しい。
だって一日中公園やプールで遊んでいたい生き物なんですもの。

また私は元々コスパ重視でホテルのブランドは気にしていませんでした。(その分怖い体験をしたことも何度かありました)
子供がいるとそうはいかない。ある程度清潔で快適で安全が求められます。

そしてフルタイム勤務で何かとプライベートの時間がないこともありました。
タイムシェアを買うことで選択肢が限られることはプラスでした。

なぜマリオットにしたか

前提としてMariott Bonvoyのクレカホルダーです。
頻繁には泊まれないけれど、マリオット系列にできたら泊まりたいな〜という温度感で好きです。

マリオットを選んだ理由

マリオットを選んだ理由をまとめると以下の2点です。
・マリオットのホテルレベルが高くて好き
・ポイント制で勝手が良い

最も大きかった理由は"ポイント制"

前述にも書いたようにヒルトンは物件を所有しますが、マリオットはポイント制。

これから子供が大きくなるにつれてライフスタイルはどんどん変わります。
しばらくは学校が長期休みの時にしか行けなくなるでしょう。

バリやオーストラリアなど日本から比較的近いところにもポイントが低めで魅力的な物件があります。
エアーはLCCを使えば安く抑えることもできます。

GW前最後の授業日にパッと飛行機に乗って近場のリゾートに滞在という旅もありえそう。

コオリナであればワンルーム、1ベッドルーム、つなげた2ベッドルーム、そしてオーシャンビューか否かでポイント数が異なります。組み合わせ無限大。

自分の両親を連れたり、子供が大きくなった時に部屋タイプを気軽に選べる、その自由度の高さは魅力でした。

気軽に1年繰り越し&1年前借りができるので、2,3年に1度行けたら良い我が家には勝手が良かったです。

お得なのか、元を取れるのか

ここからは実際の金額が入ってきます。日によって人によっても変わってくるので、有料にしています。

ここから先は

2,159字 / 2画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?