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ビートルズはどんな曲をカバーした? 4

さて、ビートルズはどんな曲をカバーしたという連載、ようやくUKセカンドアルバムに入ります。

前回はこちら。

ビートルズのUKセカンドアルバム「With The Beatles」(1963年)も14曲収録(ビーチボーイズは何故か頑なに12曲、ビートルズは14曲。この2巨頭バンドのアルバムに収録された曲数は、ある時期までこの曲数がきっちり守られます。これ結構追っかけてみたい謎なんですが、多分自分の力では結論は出ないのでだろうという気もします)。

このUKセカンド、ビートルズのオリジナルはやはり8曲。ちなみにこのアルバム、ガキ(まさに中坊)の頃からのマイ・フェイバリッド・アルバムだったりします(多分オールタイムで一番通し聴きが多いアルバム)。A面の出鼻3曲で痺れてしまう。

A面6曲目「Till There Was You」もミュージカル原曲(1950年)。まあポールだよな(苦笑)。

A面7曲目「Please Mr. Postman」の原曲は、モータウン4女王の一角(最強?)、マーベレッツ(1961年)。これはもう曲自体は不朽の名曲と言うべきでしょう。のちのカーペンターズにしたって、そりゃ良くなりますよ。ちなみに、ジョンは主人公を男の子にして歌ってる。

そうそう、何となくモータウン4女王などと書いてしまったが、別にそういうキメがあるわけじゃなく、勝手に自分がそう名付けただけです。マーベレッツ以外の3女王は、メアリー・ウェルズ、マーサ&バンデラスそしてシュープリームス。活動時期でいうと、シュープリームスだけ数年後な感じ。

メアリー・ウェルズという人は、全然知らない。ベスト盤を聴いてみても、スタンダードに成長した曲がないというか。一応テンプスの「My Girl」が、これのアンサーソングらしいので、これを。

誰でも知ってる曲といえば、やはりシュープリームスのこれ。……って今の若い子は知らないのかも(と思うので尚更書いておく価値はあるのかも)。

んで、マーサ&バンデラス。やっぱこれでしょう。動いてるぜ!

とは言え「Dancing In The Street」という曲が、自分にとってスタンダードに聴こえるのは、やっぱこのカバーがあるからだとも思います (リアタイ)。つまり、結局誰がカバーするかってのが凄く重要で。

というわけで、次回B面に続きます。


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