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2019年1月-3月/映画館の記憶サルベージ
「クリード 炎の宿敵」「夜明け」「チワワちゃん」「メリー・ポピンズ リターンズ」「アクアマン」「ノーザン・ソウル」「女王陛下のお気に入り」「アリータ バトルエンジェル」「翔んで埼玉」「グリーンブック」「移動都市/モータル・エンジン」「運び屋」「たちあがる女」「キャプテン・マーベル」「スパイダーマン:スパイダーバース」「ブラック・クランズマン」
2019年1月
「クリード 炎の宿敵」
「クリードII」。前作よりかなりいい。ドラゴ親子の物語は丁寧に作られていて、最後まで効いているのに、雑に作った耳話は、雑なまま引き継いで、雑に放り出されているのが、不思議っちゃ不思議。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) January 19, 2019
「夜明け」
「夜明け」。何も起こらないタイプの映画かと思ったら、結構起こる(笑)。小林薫と柳楽くんの演技合戦だけで飽きない。家族とか親子というテーマは嫌いな自分が、かなり感心したので、広瀬奈々子監督なかなか有望(デビュー作)。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) January 19, 2019
「チワワちゃん」
「チワワちゃん」。びっくりした。凄い。原作読んでないが、岡崎京子を今に翻案するにはこの位、過激に作らないといけないのかも。傑作。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) January 20, 2019
昨日観た「夜明け」と今日の「チワワちゃん」。全く逆の方向で作っていて(前者はリアル&長回し、後者は超細かい不自然カットの集積)、両方とも傑作。邦画凄い。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) January 20, 2019
2019年2月
「メリー・ポピンズ リターンズ」
「メリー・ポピンズ リターンズ」。間違って観てしまったが、カネや株を巡る話で世知辛いな。最初からポピンズに魔法でカネ作ってもらえよというか。アイアンマンが普通に空飛んでる時代に、今時の子供がこれに胸ときめかすとは思えない。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 3, 2019
エミリー・ブラントは、歌超ウマいが、ソウルフル過ぎやしねえか? #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 3, 2019
「大人は子供の心を忘れてしまう」というテーマが教条主義的に強調されて、段々五月蝿くなってくるわけだが、そもそも今時の大人、もう少し大人になれよと言いたくなるような子供ばかりじゃんな。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 3, 2019
「アクアマン」
さて今日は映画を二本。「アクアマン」と「ノーザン・ソウル」。前者は評判いいのは目にしているが、辛口のお爺ちゃんの目は騙せないぞ(笑)。後者は、まあありがちながらも、そこそこ感動しそう。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 11, 2019
「アクアマン」。強いな。さかなクンより強いかも。これだけ色々な要素をぶち込んでも乱れないのは、構成よりも造型の力なような。古今折衷といか、SW的でワンダーがある。傑作認定。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 11, 2019
「ノーザン・ソウル」
「ノーザン・ソウル」。1974年のイギリスの田舎町で、こんなに真っ黒なクラブカルチャーがホントにあったのかよと疑いたくなるほど真っ黒(なので勿論お爺ちゃんはノリノリで観てしまった)。内容は(彼女が黒人な以外は)オーソドックスで軽めの青春モノ。まあ気持ちはいいやね。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 11, 2019
パーティ女子話し(超省略)で、メジャーに行ったクラッシュなんてクソ的科白があったけど、そのノリで、さらに4、5年前(のもっと田舎な街で)、マービン・ゲイなんてクソだとか言ってるんだぜ。にわかには信じられない(が、そこが大英帝国の深いところかも)。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 11, 2019
ああ、そうそうノーザン・ソウル、ちょっと引っ掛かったのは、SP版しか出てこないの。1974年の日本だって普通にLP版の方が押し出されてたよなあ。
— メモ8 (@nagao_memo8) February 11, 2019
「アクアマン」
「アクアマン」二回目。やっぱSWだけでなく、しかも集団・単体双方のバトルで、過去作オマージュ的パクリが多いんだな。カメラの振り回し方はゲーム的だったり。だから気持ち良く観られるの。傑作である事を確認。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 17, 2019
「女王陛下のお気に入り」
「女王陛下のお気に入り」。エマ・ストーンのおっぱい見えたー! 一番効果的な見せ方ではあるものの、横向きなのが、ちょっと残念です。……一番強いのはやっぱり女王様でしたと書けば簡単なんだが、壮絶な話なのであった。女王様の演技凄い(Wミーニング)。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 17, 2019
しかし、1974年の田舎町の英語は全然聞き取れないのに、18世紀頭の王宮英語は聞き取れるとか、大英帝国奥深い。いやこれギャグじゃなく、ノーザン・ソウルの英語は全く聞き取れなかったのよね。誇張なしにこれ英語なの? くらい。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 17, 2019
「アリータ バトルエンジェル」
「アリータ バトルエンジェル」。バトルに異様にキレがあって退屈しないで観られるんだが、ロドリゲスの味は出てないよなあ、やっぱこれはキャメロンの映画なのかと思ってると、ラスト近くの良いとこに、壮絶なギャグぶっ込んで、(苦笑)で終わらせてしまうとこが、おれのロドリゲス! #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 24, 2019
良いとこなのに、ホントに吹き出しちゃったもんなあ。ホントにこれでいいのかよ的に。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 24, 2019
「翔んで埼玉」
「翔んで埼玉」。ギャグが白々しいのは大前提だし、原作にないアイデアも豊富だし、構成も編集も悪くないし、何より二階堂のオーバーアクトも効かせ所が上手いので気にならない。でも、ああ面白かったとならないのは、テンポかな? 世界観の浅さかな? #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) February 26, 2019
2019年3月
「グリーンブック」
歌舞伎町で映画観ようとゴジラビルに向かったら、東京マラソンで、靖国通り渡れねえ! 走る人多過ぎで異様な風景。地下に降りて、ようやく渡ったら、まだ午前中でゴミだらけで人が少ない歌舞伎町。我々は何処からきて何処に行くのか? 朝からいきなり重たい事を考えさせられた。
— メモ8 (@nagao_memo8) March 3, 2019
「グリーン ブック」。これは名作。アカデミーあと5つ位あげたい。シンプルな黒人差別の話かと思ったら、凄くコンプリケイト。まあ基礎教養ないとさっぱり分からないかもだが。アリさん先週はアリータイジメてたと思えば今週はピアノ上手くて凄い。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 3, 2019
グリーンブックみて、クリードに繋がるロッキーとアポロの関係はそういう事だったのかと理解を深める。しかしグリーンブックのロシア好きのドイツ人だけはよく分からない。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 3, 2019
「移動都市/モータル・エンジン」
さて今日はもう一本。都市が都市食う奴。これ観る為にわざわざ人の多い日曜の新宿に来たのだ。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 3, 2019
「移動都市/モータル・エンジン」。世界観と造形に漂う圧倒的な宮崎駿感。結果としては、ナウシカやラピュタを実写化したらこうなっちゃうんだろうなという、ショボさ満載のB級作に。まあ好きか嫌いかと言われれば好きなんだけどね。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 3, 2019
「運び屋」
さてこらから巨匠の映画。ここ数本は、あまりピンと来なかったが、今回は本人主演もあり、そこそこ期待値高い。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 9, 2019
「運び屋」。この内容をこの研ぎ澄まされた演出でやられたら堪らんわ。巨匠監督作品で三番目位に好きかも。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 9, 2019
グリーン ブックと、表裏一体になってる挿話とかもあって、世界は色々コンプリケイトだ。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 9, 2019
「たちあがる女」
「たちあがる女」。アイスランドを舞台に環境保護目的で、合唱団のオバさん先生が、たった一人でテロ活動に勤しむ話。いやテロという表現は出てこない(少なくとも字幕には)が、これは明らかにテロ。つまりお話内容は超過激(続く #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 10, 2019
「たちあがる女」続き)。内容に加えて、演出も超過激なのに、オフビートで漂う、穏やかで愛おしいほんわか感。しかも出口なしなのにぶっ飛んだラスト。傑作。これはアップリンクの会員になってなかったら、絶対観てなかった。得した(まだカップ来ないけど笑)。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 10, 2019
アイスランドという国は、ヴィンサガきっかけに加え、地熱発電への興味で、多分結構詳しい方だと思うけど(NHKの堤さんがレポートしたドキュメントとかも観てる)、ホントあこがれの国だなあ。あのコケしか生えてない大地をぶらついてみたい。
— メモ8 (@nagao_memo8) March 10, 2019
今年はまだ三月のアタマなのに、年間ベスト級の映画が既に5本。「夜明け」「チワワちゃん」「グリーン ブック」「運び屋」そして「たちあがる女」。5本のうち2本(新宿で観たチワワちゃんもやってた)がアップリンクだからお得感ある。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 10, 2019
「キャプテン・マーベル」
「キャプテン・マーベル」。パイオツカイデー。最初から相当強いのに後半の成長が少年ジャンプ十年分位のインフレ率。えーっとは思うものの、そこが気持ち良かったりする。結果としてアベ系では上から数えた方がかなり早い、いい出来に。ジュード・ロウはいつでも良いの法則は生きていた。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 16, 2019
「スパイダーマン:スパイダーバース」
「スパイダーマン:スパイダーバース」。アニメでしか出来ない表現も多いし、話も面白いんだが、導入がちょっとタルいのと、キンクピン変過ぎ。でも、確かにスパイディー愛に溢れているので気分は良いね。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 16, 2019
「ブラック・クランズマン」
「ブラック・クランズマン」。ユダヤ話を中途半端に投げ出した(のでかなりヤな感じした)結果、詰めたいのは、差別なのか暴力なのかカルトなのか、刃が鈍った気がするな。白人寄りとかヌルいとか言われてもグリーンブックの方が全然好き。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) March 30, 2019
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