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自分の時間を生きるんだね

 少し前のことなので、私の中で、少し脚色されちゃってるかもしれないけれど、心動かされる出来事があったので、「わたし自身が忘れないように」書いておきます。
 ある、<お母さん>に出会いました。2歳のお子さんを亡くされたそうです。
「みんな、そんなに幼くして亡くなるなんて、かわいそう、って言ってくれたけど、わたしは、<かわいそう>って言われるのが、嫌。あの子は、あの子の持っている時間を、一生懸命、しっかりと生きた。だから、長く生きている子と、2年生きた、うちの子とを比べて、<短い人生>って言って欲しくない。」
「それまで、わたし、外資系会社のバリバリのキャリアウーマンだったの。でも、全部やめて、今、病気の兄弟姉妹のいる子と一緒に遊んだり、視覚障害の人と一緒に出掛ける仕事をしたり、保育園の補助教諭をしたりしてるんだ。」
と、笑顔で、語ってくれました。
 そして、「視覚障害補助って、(お金の)割がいいわよ。介護資格があれば、誰でも出来るから。」なんて、おちゃめに笑うのです。
 なんて、すごいことを、さらっと言う<お母さん>なんだろう!
 わたしは、彼女の、そしてそのお子さんの、大ファンになりました。

 さあ、今日も、1日が始まる。私も、自分の時間を生きよう!

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