50代 休むことを大切にしよう
ユダヤ教では「シャバット」という安息日によってリフレッシュが行われている
皆さん、おはようございます。
今日は「50代 休むことを大切にしよう」というテーマで綴ってみたいと思います。
私達日本人は、宗教については
ほとんどの現代人が無宗教であると思います。
私も無宗教です。
そんな中、
最近気になったユダヤ教なんですが、
この宗教のどんなところが気になったかと言うと、
ユダヤ教には「シャバット」というイベント(のようなもの)があって、
その目的は、週ごとに「シャバット」を強制的に行うことによって、
仕事や役割から解放され、リフレッシュするという事なのです。
なぜこれが気になったかと言うと、
この「シャバット」こそが、
ユダヤ人の方々が優秀である理由なんじゃないかと、
まことしやかに言われている事です。
ユダヤ人と言うのは昔から優秀であったことは、
皆さんもご存知だったかと思います。
最近では、
瞑想や呼吸法などで、
パンパンになった脳内をリセットする事はむしろ必須だと、
周知されてきているとは思いますが、
実はこれと同じ意味を持つものが、
ユダヤ教では昔から行われていたという事になります。
それでは、このシャバットとはどのようなものなのか、
ChatGPTのお力を借りし、
調べたものを以下に載せておきます。
シャバットとは、ユダヤ教のおける週ごとの安息日で、金曜日から土曜日の日没まで続きます。
シャバットは、創造の物語で神が6日間働いて7日目に休んだことに基づいており、安息と霊的な再生の時間としての役割を果たします。
シャバットの特徴
①準備 シャバットの開始前に家を清潔にし、特別な準備をします。多くの家庭ではシャバットの食卓に2本のろうそくを灯します。
②礼拝 金曜日の夕方、シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)で特別な礼拝が行われます。これには、詩篇や祈が含まれます。
③食事 金曜日の夜には特別な夕食があり、家族が集まります。伝統的な食事には、ハラと言う編んだパンや、ワインが含まれます。また、食事の前にキドゥッシュと言う祝福が唱えられます。
④休息と安息 シャバットの中は、仕事を含む39の禁止された行為(メラコット)が守られます。これには、火をつける、料理する、書く、運搬する、等が含まれます。これにより、日常の労働や技術から離れ、精神的なリフレッシュを図ります。
⑤土曜日の活動 土曜日の日中には、再びシナゴーグでの礼拝が行われます。また、家族や友人と一緒に時間を過ごし、読書や学習、リラックスすることが推奨されます。
⑥ハウダーラ シャバットの終了を示す儀式で、土曜日の夜に行われます。ハウダーラでは、ワイン、香料、火の光を用いてシャバットの終了を告げます。
シャバットは、物質的な世界から離れ、精神的な充実とコミュニティとの絆を深めるための重要な時間とされています。
いかがでしたでしょうか?
そう言えば若かった頃、
テレビのCMで「24時間戦えますか」というのをやっていました。
サラリーマンのお父さんたちが、
栄養ドリンクを飲んで、
24時間寝ずに頑張るようなイメージのCMだったと思います。
そんな高度経済成長期、
輝かしい繁栄と共に、
見えない苦労や犠牲も多かった事でしょう。
私の父も2交代制の夜勤をやっていましたので、
狭い家の中、
父が昼間寝ている時は、
ずっと外で時間を過ごしていました。
休んではいけないと思って生きてきた
そんな寡黙に働くサラリーマンの父を見たり、
「24時間戦えますか」などのキャッチコピーを見たり、
睡眠時間も短い方がカッコよく、
朝まで起きていることや、
遅くまで働くことがまるでステイタスのようだった昭和。
休むことは悪い事で、
休むやつは弱いやつだと思い、
自分はそれに該当するダメ人間だとずっと思ってきました。
休息は長期的に見たらとても大切なものだった
現在私は介護福祉士として、
仕事をさせていただいておりますが、
認知症の発症するメカニズムも、
アミロイドβと言う老廃物が、
脳内細胞の中に沈着することで、
新陳代謝ができなくなり、
次第に脳内の細胞が壊死し、
脳が委縮することによって、
認知機能が低下するという事がわかってきており、
睡眠中にその代謝が行われることからも、
睡眠がいかに大事かという事が段々とわかってきました。
しかし昭和という高度経済成長期には、
一次的に無理せざるを得ない国内事情があったかもしれません。
それを見て育った私も、
いつの間にか自己犠牲の精神となっていました。
しかし、それは少し違ったようです。
長く健康に生きるには、
適度に休息を取ることがとても大切だったのです。
当時、日本を建て直すのに命を削って頑張ってくださった方々に、
心からの敬意と感謝をし、
しかしこれからは、
自分を犠牲にしたりせず、
自分を大切にすることも覚えていきたいものです。
「宗教」という偏見を越えて
ユダヤ教では、
半強制的に休息の日を設けているという事を今回知り、
心から素晴らしいと感じました。
それによって優秀な人材や素晴らしい結果を出していると
言われている事も、
もしかしたら本当かもしれません。
そして現代では、このように国境を越えた情報も
手軽に得ることができるようになってきました。
ですから宗教と言って偏見を持つことはもったいないかもしれませんね。
良いと言われる慣習や文化などは、
真似をしてみたり、
勉強してみても良いのではないかと思います。
そして私も、
週に一度は何もしない日を作ってみたいなと思いますが…
せめて半日…できるかな?(笑)
いや、やってみます!
それでは皆さんの一日が素晴らしい一日でありますように。