Long Goodbye.

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私が若いころ彼女は生まれて、そして昨日去っていった。
18年間、短いけれど叔父さんは楽しかったよ。

色々なことがあったね。
僕の姉がお前たち兄妹を残して家を出ていったときも
僕の義兄、お前たち兄妹の父親が限界になって出ていったときも

あんなに小さかったのに、大変だった。
それでも耐えて、ちゃんと生きようとしてくれたお前が叔父さんは誇らしい。

最近の二年間は、本当にお前と会うのが楽しみだった。
面白いくらい自分の若い頃に似ていて、ファッションの話、本当に少しの話が面白かったんだよな。

目をキラキラさせて、ヴィヴィアン・ウエストウッドの指輪を見てきたり、僕のライダースジャケットをあげればインスタに写真を載せたり、そういう変化が楽しかったんだ。

ピアスもバンバン開けちゃって、髪も染めちゃって
それも叔父さんは微笑ましかったよ。

少しの変化が、それが世間的に悪いことだったとしても
僕はね、叔父さんとして「にーやん」として、とても好きだったよ。

クリスマスプレゼント、買ってやれなくてごめんな。

またね、どこかで会おうな。
長い別れになりそうだけど。


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