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HSP、間違えたら恥ずかしいって思ってない?
HSP友人Aがこう言いました。「若い頃、私は間違えたら恥ずかしい!と、とても自分を守っていたなーって今、思う」。
友人は子どもの頃、親の言うことは守ってきた真面目で慎重なタイプ。
日本では、間違えることが恥ずかしいとされがちですよね。
でも実際には、間違うよりも、その間違いから何も学ばず成長しないことこそ恥ずかしいことなんですよね。
HSP(Highly Sensitive Person)は、その感受性の高さゆえに、失敗を恥、恐れやすい傾向があります。今回は、このテーマを掘り下げ、HSPの生きづらさを解決するヒントを探ります。
やっぱり親の影響は大きい?
私はというと、冒頭のAと真逆で親の言うことにはことごとく反発した攻撃タイプ。
それで、つい先日父と電話で話したことを思い出しました。
父:「東京は今日、北海道より寒いんだろ」
私:「え?そうなの?そんなに寒くないけど」
父:「いや、北海道より寒いんだ。ニュースで言ってた」
今回も子どもの頃から親と繰り返してきた「私は間違っていない」合戦でまたうっかり攻撃しそうになっていました。が、はっと気づきセーフ。
気づけるようになって私も成長したものね、しみじみ…なんて内心安堵したのでした。
他者の視点で初めて気づけた
「ウチの親って、相変わらず自分は間違ってないを主張してくるんだよね」と、冗談めかして上のくだりを別の友人Bに話すと、Bはこう言いました。
「これはお父さんの愛と読むなあ。お父さんは、話の接点を探してて、愛娘とどんな会話をしようかとか、東京は寒いんだなーとか天気予報を見て、娘を思いやったんだと思うなー。だから、『そーなの?それが、意外と寒くないんだよねー』と繋げば、そーかーって安心するのでは?」
「愛!?」
自分の中からそんな概念は生まれてきませんでした。
この友人のコメントで、私はまだ「間違えることの恥」から抜け出せていない自分にやっと気づきました。つまり私は勝手に父の言葉を「自分間違ってない主張」と思い込んでいたんです。
間違うことは恥、だから間違ってない主張したのは私でした。
いくら自分では、間違うことなんて恥ずかしくないもんね、いっぱい恥かいてやらあ、くらいな勢いで強がっても無意識はそうじゃなかった。他者の視点でやっと「イマココ」に気づくことができたのです。
終わりに
あなたは間違えたら恥ずかしいって思っていませんか?
それとも私のように強がって私は大丈夫もう解決済み、と思う方ですか?
自分の本心を見ないようにしたり、気づけないでいると生きづらさが変わることはありません。
自分の感じたことをなぜだろうと深掘りし、誰かと話すことで自分のイマココに気づくことができます。
得た気づきを、間違えるかもしれないけれど、行動につなげる。
やってみて初めてわかることが
たくさんあります。
それがあなたの人生を豊かにしてくれる
んじゃないかなと思います。
大丈夫、これを読んでくれたあなたは
きっと生きづらさを手放せます。
東京日野市で、「誰でも」「無料で」「アートを介して」「自分らしく自由にいられる」月一回の居場所活動をしています。ご興味ある方はFacebook、keyluck_doまでメッセージを。良かったらサポート頂けると嬉しいです。