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IDDM妊娠出産話

IDDMが発覚したのは、31歳の時。
当時勤めていた会社の定期健診で血糖値が酷い値を示していました。
そこから約3年程、インスリン注射での治療をして、結婚したこともあり、
妊娠も視野にインスリンポンプでの投薬に切り替えました。
34歳の時です。

インスリンポンプにしたのが34歳の12月。
4日程入院して、ポンプになれる訓練をし退院。
その後は月一通院で調整していきました。
血糖値は、注射の時よりは安定していましたが、HbA1cは7台前半。
個人的には妊娠出産には不安がありました。
そんな中、ポンプ使用後わずか2か月で妊娠。 正直焦りました。

出産時の年齢が35歳ということもあり、「ハイリスク妊婦外来」に通いました。
実際、妊娠してからどんどん血糖値が上昇しては、2週間毎にインスリン量を調整して、という生活でした。
ただ幸いなことに、初期から中期は仕事をしていたこともあり、HbA1cはそれほど上がりませんでした。

やはり気になったのは流産率や奇形率が通常より高い事。
必ずではないですが気になりますよねぇ…。
年齢的にも出生前診断を受ける事も考えましたが、
障害があると分かった時、お腹の中で動いている子を堕胎出来るのか、
と考えた時に、自分は結局産むだろうと考えて、あえてしませんでした。

中期からは、やはりお腹が張りやすかったりしましたし、8ヶ月で仕事を辞めてから、体重がドン!と増えて最終的には4kg近くになって帝王切開になりましたが、これは糖尿病のせいか自己の甘さのせいかは分かりません(笑)
多分自己管理が甘かったのでしょうw

まぁ、予想外に育ってくれたお陰で帝王切開になったり、
そのせいで出産後傷が膿んでえらい目にあったりしましたが、
お陰様で生まれた息子は五体満足、持病なしで、
現在7歳の誕生日を迎えようとしています。
IDDMでも気をつければ妊娠出産は可能なんですよ!

主治医の先生に「妊娠出産話をIDDMの集まりで話してみないか」と言われましたが、自分は正直特別気を付けた事がなく、運良く大きなトラブルなく子供を産めたとおもっているので講演なんて烏滸がましいと思う」と断ったのですが、Xでいいねを頂けているのを見ると、やはりいつかは…なんて思います。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/

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