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はじめてのアート

はじめてアートを買った。
額縁に入れてみると へんな隙間ができた。

家に届いたのは 想像よりも小さな絵
だけど 大きく優しい力を感じる絵

土屋未久(つちやみく)さんを知ったのは2年前
書店に置かれた リーフレット に吸い込まれた。

いろ かたち 曖昧さ 
なにかは分からないけど すごく好きだと思った。

わたしはあまり 夢中になる ことがない。
音楽 アート 物語 インテリア 建築
心のなかで長く じんわり あたためるタイプ。

1点が鋭角にささることはなくても
はまる と永久保管されて 毎日の彩りになる。

土屋未久さんのリーフレットの近くは
わたしの部屋の お気に入りの場所 になった。

モネ  ゴッホ  シダネル  ピエールボナール 
好きな画家はみんな生存していないので
はじめて 応援したいアーティスト に出会った。

そして最近 ふとしたタイミングで
土屋未久さんの絵 を買えることを知った。

はじめてのアートは 絶対にこの人の作品だと
瞬間に感じ 
いちばん 長く目にとめていたい絵 を
わたしの家に迎え入れることにした。

額縁はヴィンテージショップで 購入
素朴で 日常になじむ ものを探してみた。

いろ の相性が 絵とあまり良くないので
額縁に いろを重ねるか 生成の布を巻くか
これからゆっくりと考えようと思う。

サイズが合わずに できた隙間はご愛嬌。

アートは
思考を巡らす 息を整える時間 を与えてくれて
日常を すこしだけ 動かしてくれる。

よし、明日もがんばろう


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