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いっつも途中からボドゲ説明が上手くなる話



はじめに

ゲムマ春2024 1日目!お疲れ様でした〜〜!!!👏👏👏
明日は最高27度と夏日で暑くなりそうなので水分補給しっかりして楽しみましょうね✨✨

さて、めめめのアトリエはいつも出展準備に追われ、新作の説明がほぼぶっつけ本番になる事が多いです😭

せっかく興味を持って立ち止まってくれたのにぐだぐだ説明してしまったり、えーと…と無言になってしまったり15時くらいになってからやっとゲームの説明に慣れて来て、魅力を伝えられるようになって……

勿体なすぎる!!!!!!!!(ただの準備不足)

ということで、個人的な備忘録も兼ねて
・こんなこと考えるとうまく頭の中で組み立てられるようになった
・個人的な良い説明例と微妙な説明例
・説明の順番の意図

というのをゆるっと書き残しておこうと思います。
明日初出展とか、新作の説明練習忘れてた…とかお疲れさま会でモック作りたくなっちゃったから明日持っていこ~って人も読んでくれるととっても喜びます!!!🐤

説明例を今回のめめめのアトリエ新作の「かしぱんおゆうぎかい」で書いてるので、読む前にざっくりルールが知りたい方はゲムマ公式サイトからどうぞ。どのゲームでも考えることの内容はそんなに変わらないと思うので、読まなくても大丈夫です🙆‍♀️
「かしぱんおゆうぎかい ルール」
https://gamemarket.jp/game/182973

説明の時、頭で考えてること

考えてることは3つあります。
1.最初にゲームの目的を言う
2.コンポーネントを削減する
3.面白いと思うポイントを小出しにする

1.最初にゲームの目的を言う

試遊卓についてくれたお客様は、テーマやゲームジャンルに興味を持ってきてくれた人が大半だと思います。まず最初にゴールを明示しないと、で、これは結局何するんだっけ…?と迷子になりがちです。私は、ゲームの名前をお伝えしたあとに、必ず目的を一言で伝えるようにしています。

○説明例:
これは「かしぱんおゆうぎかい」というゲームです。このゲームの目的は、3つあるお題をクリアすることです。協力して、カードを交互に置いていくことで、ゲームが進みます。(短い文で切っていて、意味が伝わりやすい)

△説明例:
これは「かしぱんおゆうぎかい」というゲームです。協力ゲームなので手札を交互に置いていって、裏でしか出せないカードがあるので、相手が何を出したか予測していきます。(次に何のアクションをするかよく分からない)

2.コンポーネントを削減する

私が小箱が好きというのも大いに関係していると思いますが、一気に情報を出されると、どこを見てよいかわからなくなって混乱します。なので、思い切ってコンポーネントを省略しちゃいましょう。最初は怖いけど、興味を持ってくれるまでの時間は短ければ短いほうが良いと思ってます。もっと知りたい!を引き出してから、実は説明のために簡単にしてたんですけどこんな要素もあって……でも遅くないと個人的には思います。

○説明例:
お題がほんとは3つあって、9枚の手札を使うんですけど、説明のために今回は1つのお題を3枚でクリアする場合を説明しますね。手札を交互に置いていくんですけど、手札には大きく分けて2種類のカードがあって、青色のカードは表で置けます。ピンク色のカードは恥ずかしがりやさんで、裏でしか置くことができません。となると、出した人以外は何のカードを出したか分かりません。なので、相手は何を出したのかな??と周りの状況を見ながら推測して、お題をクリアを目指します。(海の生き物がテーマなので、恥ずかしがり屋だから裏で出す、などストーリーで理由をつけると理解してもらいやすい)

△説明例:
お題が3つあって、9枚の手札を使います。とりあえずやったほうが早いので9枚配りますね。カードの種類は裏が全部1で、表が1,2,3,5,6,7,8,∞の8種類あります。このままだと相手が何をだすのかわからないので、2枚相手と交換します。その後に1枚とりあえず何でも良いので出してみてください。それで、繰り返して9枚全部置ききったら1のカードを表に返せるか選べて、表に返すと点数が伸びやすいです。(とりあえず1枚出してみてくださいというのは、結構混乱して時間がかかることが多い)

3.面白いと思うポイントを小出しにする

ここが一番難しいです!!!

ゲームのタイトル、目的、手番にやることをざっくり説明。ここまで終わったら、相手の反応を見て、引くか押すか考えます。もう少し続けても良さそうなくらい興味を持って聞いてくれていたら、面白いと思うポイントを1つ出します。ウケが良かったorまだ聞いてくれそうなら2つ目を出します。

引いたほうが良さそうだったら、だらだらと伸ばしてもお互い悲しくなるだけなので、一旦引きやすいように「チラシあるので持っていってください」とか、「会場回って考えても大丈夫ですので!」と促すようにしてます。

例えるならポケモンのサファリパークです。ラッキーを捕まえるためにエサと石を使い分けるみたいな感じで攻めの姿勢も引き際も必要みたいな🤔

○説明例:
相手が何を出したのかな~~って推測するのが面白いかなと思います。(ポイント①)
ラウンドが進んでいくと、何のカードが今まで使われたかわかるので、推測がしやすくなっていきます。(ポイント②)
お題をクリアするとカードが得点になるんですけど、∞のカードは「00」と読んで、3と5と∞のカード3枚で「3500点」のスコアになります。なので、「87,653,200点」とか急に点数が跳ね上がります!(ポイント③)
お題のカードが曲のパロディになってます。たとえば「ネコザメのタンゴ」とか「ゴキゲンなチョウチョウウオ」とか…(ポイント④)
(ポイントとポイントの間で相手の様子をうかがって、引くか押すか決める)

△説明例:
お題が3つあるんですけど、クリアすると、お題も最高5枚まで増えて行って、だんだん難しくなるんですけど、獲得できるカードも増えるので、どんどん点数が伸びやすくなります。で、このお題の名前がパロディになってたり、カードの点数と山札に入っている枚数が同じなのでやるたびにどんなカードが余っているかわかるので推測しやすくなってわかるのも面白いかなって思います。(矢継ぎ早に面白いと思うポイントを、整理せず伝えると理解する前に飽きてしまう)

早く上手に説明するための考え方のまとめ

1.最初にゲームの目的を言う
2.コンポーネントを削減する
3.面白いと思うポイントを小出しにする

上記3点をまとめると、「自分のボードゲームの全体像を理解する」ってことだと思います。
目的は何?手順にやることは何?手札やコマの動かし方を一言で言うと?例外をそぎ落として、エッセンスだけ伝えるとしたらどうなる?どこが面白いか5秒で伝えるなら?

他にも話し方のテクニックとして、ボディーランゲージでカードを指さすとか、笑顔で話すとか、色々あると思います。
あくまで私の場合は、こんな説明をすると最後まで聞いてくれるなと感じた部分を書き連ねただけなので、そんなこと考えてる人もいるんだ~くらいで捉えてくれると良いかなと思ってます。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
めめめのアトリエは土曜出展のみなので、次は幕張でお会いしましょう!!!!👏
今度のゲムマの前にはこのnoteを読み返して、朝から満足のいく説明ができるようにしたい!さて、新作はどんなのにしようかな~😊


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