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はぁ……

「積極的に新しい議事録の方法も提案くださって、良いと思います。」

嘘ではない。

全く会議に関係ない、頭とお尻のワークアウトもコミュニケーションがない部署の雰囲気を、少しでも盛り上げたいのだろう。

正社員のくせに自分の仕事を区切り、「どうしたらいいですか?」を連呼していた中途の女よりマシ。
質問も自分で考えれる段階までまとめてから投げてきてくれるし、発送、電話の一時受け、返送品片付けなど…。雑務も嫌な顔はせず、やってくれる。

でもごめん。
一言で言うと「鼻につく」新人なのだ。

いくつかモヤっとするポイント挙げさせていただく。

彼女は自分で「褒められたら伸びるタイプなので、褒めてください。」というアピールを何回もしてくる。
歓迎会というお酒が入っている場はまだしも、今日の会議でも言ったのだ。
そう言えば前も言っていた気がする…。

その歓迎会で、彼女が好きな歌手について
語っていた。そのテーブルのみんなで聞いていた。私は途中、上司のドリンク&お皿を補給した。そうしたら「私の話を聞いてください」と言ったのだ。いやいや、その間、目や身体の方向は思い切りそらしたけどさ…。
あくまで職場の歓迎会なので「貴女が楽しく話す場」メインではないやろ。
ほんの一瞬空気は固まったが、何事もなかったように、またその子が話していた。

一番イラつくのが、人のこと知らず知らずのうちにdisっていることに無頓着なのだ。
2020年〜2023年まで私が業界展示会を担当していた。準備不足、予算がない、始めて担当した年などもあり、ディスプレイが洗練されていたかというとそうではない。
彼女はこう言った。
「もっとネオンみたいにしたい。2019年の装飾とか良いと思った。去年の装飾はパッと見よく分かんない。」事実ではある。 
私自身「この人無理かもしれない」モードで人を見始めてしまうと、小さなことも全部欠点を洗いざらいピックアップしていくクセは自覚している。良くない。
でも「おーい、目の前に去年の担当者おるの分かってる?私なんやけど?」って言いたくなるというか…。
必要なノウハウギリギリまで教えんどこうかなあ?自由にしたら良いやん?

会議中「は?マジ死ねよ」と口パクしながら、
目は斜めを向き、腕組み。

でも彼女の議事録だけじゃ、聞いても用語もわからんやろうし、足りないところがあるので、結局、合間合間で私がめっちゃ書き足した。
お人良しか。
しかも謎の褒め合う時間で「書き足していただいて助かりました。」とか言われてしまい、私も鼻の下を伸ばしたのか、心で悪態つくのが申し訳なくなったのか、本音ではない冒頭の言葉を口に出してしまった。
結局、私も褒められたらチョロい人間やん笑
恥ずかしい。

これを直接言えたら、スッキリするのに。
でも言ったところで「パワハラ」とか騒がれたら、もっと嫌やし、私も京都人ばり(京都の人ごめんなさい)の嫌味か、育ってきた九州のノリ「なん、お前調子乗っとうと?」の圧をかけるかの2択しかできそうにない。
ストレート150キロくらいの豪速球かダーツの真ん中を射るくらいに、早くて命中率が高い、1番言われたら傷つく言葉を紡ぐのは、おそらく不得意ではない。

しかも厄介なのが、「私はこんだけ苦労してきたんやから、あんたも泥水すすれ。」という根性が湧いちゃう。私が新人の時は、社屋に1人にされる日も多く、1人で電話の対応をし、まともに聞ける人もいなくて、技術への確認も、お客さまへの回答、その後の見積もりやメールの返信まで、全部1から10までやるしかなったのに「周りに聞ける人もいて、だいぶ甘やかされとんな。」「周りも何、優しく見守ってんの?」という面倒な感情が出てくる。

私がお局&老害なん?
それとも新人が空気読めてないんやろうか?

ほんと、上司。
ごめんけど、女を採用するの、見る目ない。

はぁー。貴重な寝る時間割いて、こんな分析何しとるんやろ。
いい加減寝る。おやすみ。


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