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業界人


業界の会社が一堂に集まる展示会が
先週終わった。

普段の業務、展示会準備、加えて複数のシステム案件の日程調整で、帰りが日付を超える日も多かった。

去年も準備を結局1人でやったので、今年は
事前に割り振った。でも、結局今年も、近くの公園で夜1人「こんな会社潰れろ」と叫んで、啜り泣いた。

2度と出たくない。
でも出らんと「あの会社ブースないけど、大丈夫か?」と業界で囁かれるらしい。

私火入れるレベルしか出来ないのに、なんで接続まで計画せないかんのかな。
私がこのカンパニー最年少なのに「どうするんですか?」って聞かれてさ、なんでみんな一個一個指示せんと、何もせんと?

普段も人数的にうちは足りないくらいで、みんな暇じゃない。
「他の人がやりよることは頼まれんと知らん。」のは当たり前なのだ。そんなもんさ。世の中。

展示会中は準備が終わって会期を迎えられた安堵感はあったけど、呑気にブースに立っている同じカンパニーの人見て、「何もしとらんもんね、優雅やね。」と冷めてた。

正直、私は、この業界に興味はない。
ちゃんと使えて、できる限りトラブルやスムーズにいかないことを避けて売れればいい。

でもうちのカンパニーの長年やってきた人たちは変態なのだ。機械オタクなのだ。
多分仕事じゃなくても、なんかしら製作してるだろう。

会期中、送信機に入力する音源を持ってきてないことに「当たり前が分からなさすぎる、興味がないじゃないか。来年、下も入ってくるのに教えられることがないじゃないか。」と言われた。

その通り。

でも、何が基本の知識なのか、本を1,2冊、渡されただけで、このカンパニーの人からちゃんと教えられたことない。
質問しても「100回カタログをみろ」「細かいスペックはいいので、機能(できること)がわかればいい」とかしか言われとらんもん。その域まで行くのに、具体的に何をやればいいの?

育成まともに受けてないよ。
勝手に伸びてくる、筍とかスギナじゃないよ。ヒトだけど。

同時に興味がなくても、一通り理解できるようになろうという意欲や勉強をやってこなかった自己責任の面もある。

分からん部分多いのに、外や中からも「ある程度わかる人」として扱われるのが1番のストレス。

さっさとやめりゃーいいのに
ITパスポートを申し込んじゃったし、その他、
この業界の基礎知識になりそうな資格試験の要項とか取り寄せちゃってる私。

やらないからこの状態なのか、やればマシになるのか、それともマジで向いてないことが明らかになるのか。確かめたいようだ。めんどくさ。
自分怖。マゾすぎる。さっさと辞めろよー。

展示会期間中のある日、昼食が終わってブースに戻る際、大学時代の授業の先生にバッタリお会いした。「出展者側だもんね。」と言われた。

そっか。そうだわ。

みんなが一度は見た事ある会社の人と話し、社会人歴長いおじさまと名刺を交換し、
見積もりの話をする。

そう、わたしは、業界人のようなのだ。
怖い、何も分からないのに。

逃げどきを、見計らっている。
それとも「逃げ」じゃなくて「卒業」という気持ちで辞められるのか。

職場の人たちに一切の気持ちを向けるのは辞めて、最低限のコミュニケーションで、私の仕事が円滑に進むように使うだけだと割り切る。
「こいつらの前で笑いたくねー」と思ってるので、ワントーン低い愛想0.5の私で接している。
自分を助けてくれる人にはできる範囲で力になるけど、それ以外は関係ない。

やる事多。
仕事
勉強
家事
何も決まってない、次に向けての一手

眠、疲れた。


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