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すみっコぐらしの本を使って一日のスケジュールを一緒に考えてみた

小学生の娘は、まだまだ時間通りに動くのが苦手です。小学生なのでそれほど不思議でもありませんが、本人は少し気にしているようです。前に記事にした遅刻の話から少しずつ時間通りに学校に到着できることも増えてきましたが、やっぱり苦手。そこで時間の使い方や動き方について一緒に考えてみました。

ちょうどそんな時にすみっコぐらしの「すみっコぐらしの 時間の使い方が上手になる方法」という本に出会いました。娘はすみっコぐらしが大好きなので、きっと読んでくれるだろうと、そっと本棚に置いてみました。本を置いてから何日か経った頃、本に気づいて「あっ!すみっコがある!やったー!」と喜んで読んでいきます。こんな時、絵本をたくさん読んで本好きになってよかったなと思いますね。最初はニコニコして読んでいましたが、すぐに真剣な表情に。しっかりと読み込んでいるようです。

しばらくして「これ一緒にやってほしい」と持ってきた娘。それを見ると、一日のスケジュールを円グラフに表そうとするページでした。そこでさっそく二人でやってみることに。そうすると意外なことに気づいたようです。
「わたし寝てる時間すごく長いんだね。あと学校行ってる時間も。おうちにいる時間ってすごく短いんだ。」

そうなんです。円グラフで表すとよくわかるように、平日家にいる時間で起きている時間はほんのちょっと。学校と学童にいっているのでほとんど家で過ごす時間がありません。それに気づくと
「わたしちょっとだらだらしすぎかもしれない・・・」
と何かを思ったようです。

次の日、学校から帰ってくると一枚のメモを見せてくれました。そこには
「朝起きてからぐだぐだしない。さっと着替える。朝ごはん食べる。途中で遊ばない。出発する。」
と書いてありました。親としては円グラフを見てもう少し家で過ごす時間を増やしてあげたいなと思いましたが、本人はもっと時間を大切に動かなくちゃと思ったようです。視覚的に時間を見ることで自分の行動を振り返ることができてすごいなと感心しました。意外と短い家で過ごす時間。もっともっと大切にしてあげたいと思います。

自分にできることが何かを模索しながら、とりあえずできること、発信できることから始めようと思います。少しでもリアクション頂ければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。