お友達のおうちへ

今日は幼稚園バスから降りるとすぐに
「友達んちに行きたい!」
と大きな声で伝えてくれた。そして、その勢いそのまま、玄関に入り、鞄と水筒を置き、おやつを握りしめ駆け出そうとする。

「ちょ、ちょっと待って!」
慌てて止める。わたしも少し深呼吸して落ち着きながら、
「友達の家に行くんだね。約束はしたの?おうちの人にいいかどうか聞かなくちゃいけないから、パパもついていくね。」
と少しゆっくり目に話をする。すると、娘も少し落ち着いたのか、
「うん!わかった!」
とわたしが準備するのを待ってくれた。

さて、準備ができた。その友達の家は歩いて2分とかからない距離にある。しかしそれでも、逸る気持ちを抑えきれず、どんどんどんどん早足になり、駆け足になり、猛ダッシュでその子のうちに駆けていった。車がいないか気をつけながら、慌ててついていくわたし。
ピンポーン
わたしが着くと同時に、家のチャイムを鳴らす。

その子のお母さんとお話し、少しの間だけなら大丈夫とのこと。
「それではお願いします。」
と頭を下げ、一人家路につく。

こうやって、家族だけではなく、それ以上の広がりを持って遊ぶようになっていくんだなと、少しだけ寂しい気持ちでたった2分の帰り道を歩いて帰った。

自分にできることが何かを模索しながら、とりあえずできること、発信できることから始めようと思います。少しでもリアクション頂ければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。