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第4回ブループリントと第5回ブループリントを比較してみました

昨日発表された第5回公認心理師試験のブループリントと、第4回公認心理師試験のブループリントを比較してみました。昨日の記事でも触れたように、ほとんど変化はないようです。その中で2点加筆削除された部分がありました。

一つ目は12発達の(4)否定形発達の部分です。アタッチメント障害はもともと第4回でも記載されていましたが、その部分に詳しい内容がつきました。括弧で示された詳しい障害がこちらです。反応性アタッチメント障害/反応性愛着障害、脱抑制型対人交流障害とDSM-5に準拠した障害名で記載されています。昨今のアタッチメント、愛着をめぐる曖昧な捉えられ方から、しっかりと診断基準に基づいた判断ができるように付け加えられたのでしょうか。

もう一つは23 公認心理師に関係する制度の(4)司法・犯罪分野に関する法律、制度です。こちらは第4回にあった「自立援助ホーム」が削除されました。自律援助ホームは児童福祉法の第6条の3及び同法第33条の6に規定に基づき設置されているものです。義務教育を終えて二十歳未満のものが入所することができます。これがなぜ削除されたかはわかりませんが、ブループリントはあくまでも出題基準です。ですので、なくなったとはいえ出題される可能性もあるので覚えておいてもよいのではないでしょうか。(なにか知っている人がいたら情報をお知らせしていただければありがたいです。)

変更点は以上です。
反応性アタッチメント障害/反応性愛着障害、脱抑制型対人交流障害については、またどこかで触れたいと思います。試験は7月17日ですので、残り約半年、しっかり基礎から固めていきたいですね。

自分にできることが何かを模索しながら、とりあえずできること、発信できることから始めようと思います。少しでもリアクション頂ければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。