【子育て】雨の中の七五三

今日は息子の七五三を予定していました。
レンタル着物を予約して、段取りもつけて、いざ！と朝起きてみると、雨がザーザー。

・・・なんということでしょう。
レンタルは1日だけだから今日行くしかないし、昨日から大盛り上がりの子供達は絶対に行くっていうだろうし、雨の中七五三詣でをすることになりました。

朝から着物を着てさっそくポーズを決める末っ子。それを「かっこいい！」「かわいい！」とベタ褒めしながら写真を撮りまくるお姉ちゃんたち。お姉ちゃんたちに褒められ続け、ものすごく嬉しそうに色々なポーズを決めながら写真を撮ってもらっていました。一通り写真撮影が終わると、満足したのか
「ぼく、もう着替える。着替えたい。」
と脱ぎ始めようとし始めたので、わたしたちは大慌て。
「ちょっと待って待って。先に神社に行ってお参りしようね。七五三してお土産もらおう！」
「いや！ぼくもう脱ぐ。」

結局一旦着物を脱ぐことに。後でもう一度来てくれることを祈りながら、いつもの服に着替えていきます。

さて、わたしたちやお姉ちゃんたちの準備ができたので出発です。
「神社に着いたら、着物に着替えるからね。」
「・・・わかったー。」
まだあまり気乗りしないようですが、渋々了承してくれました。

神社に着くと少し気持ちも盛り上がってきたようで
「あそこ？あそこにいくの？石のところくぐるの？赤と白は何？」
と色々興味を持ったものを言葉にしていきます。
「そうだよ。あそこにいくんだよ。着物に着替えて、神社に行こうね。」
「うん！早く着替えよう！」
よしよし、実際に来てまた気持ちが盛り上がってきたようです。ママに着替えさせてもらったら、さっそく神社に入ります。

傘を差して少しぬかるんだ道を歩きながら、一歩一歩慎重に歩みを進めていきます。袴で歩きにくい様子でしたが、わたしの手を握りながら少しずつ歩いていきます。お姉ちゃんたちは大盛り上がりで写真を前から横から後ろからと、どんどん撮っていきます。
受付で七五三詣でのお願いをして、待つこと5分ほど。雨の日だからか、ほとんど人がおらず、ひと家族ごとで案内してくれています。そんなことは今までなかったので、結構ぜいたくな感じでした。
案内されて中に入ると、少し薄暗い感じで少し緊張感があります。その雰囲気を感じ取ったのか、末っ子もドキドキした感じが顔にも出ています。家族よりも一つ前に座ってねと伝えられ、一歩前に座りますが、手はわたしと繋いだまま。ドキドキの七五三詣での始まりです。

「・・・かしこみーかしこみー・・・たまえー」
健やかに丈夫に学業良く末長く幸せになれるようにお祈りしてもらいました。
最後に神主さんから名前を呼ばれたくさん食べていっぱい遊んで元気に過ごしてくださいね、と声をかけられ、コクリと頷く末っ子。緊張した面持ちのままでしたが、お土産ももらい少し嬉しそうに神宮内から退出しました。

朝はすぐに脱ぎたがっていた着物ですが、七五三を終えて何かを感じ取ったのか、この後もしばらくそのままの格好で、たまにポーズしながら着物を楽しんでいました。

3歳の節目でまた一つ成長した息子の様子を嬉しく思いながら、これからももっといろんなことに興味を持って成長してほしいと思いました。