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何読んでるの?

時々、何読んでるの?と聞かれる事がある。

ドラマ化された本、お札ではなくなった文豪の本、外国での暮らしを綴ったエッセイ、和製ファンタジー、物語とレシピが一緒になった本、新たな趣味になるかもしれない本、病気の本、兎に角その時々でさまざまである。

ただ何を読んでるか聞いて来る人に、その時の本を答えるといつもそのジャンルを読んでいるんだろうと思われがちで、私にそんな信念は無いよと思っている。

今は全く聞かないが、その昔CDを見た目で選ぶジャケ買いと言うのがあり、ネットが無く前情報がない為、どんな曲かわからないからジャケットのセンスが自分に合うかどうかだけで選んで買うって事をやっていたので、大人になった今も読書する物をジャケ買いしたりもする。どうせカバー付けて読んで、ずっと手元には置かないのに染み付いた習慣は消えない。

ちなみに、いつも何読むの?の質問の無難な答えは「村上春樹かな」である。(私調べ)
会話して興味を持たれても相手が手に入れやすいし、全く興味を持たれなくても名前くらいは知られているので王道を読んでるんだなと思われる。

むしろ私に聞くのではなく、これ読んでるよ面白いから探してみてよと私の読んでいない何かを教えて欲しいくらいである。

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