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嫌なパターンのやつ

教養系の本なのにも関わらず、突如始まる作者の自分語りはとても嫌なものである。本筋からズレているし、こちとらエッセイや日文をメインの巣にして読書をしている者としては片手間で書かれた自分語りは読み応えに欠けると思わざるを得ない。

教養系の本なのだから、こう来たか!みたいな、私の引き出しに入っていない知識を見せつけて来る分には大いに結構なのだが、これが好きとかで漫画の本とか引用して来られても、その漫画は知らないですし、これをキッカケに読もうとはならないですし、作者のあなたの脇道にそれた話にそんなに関心ある訳無いでしょと思う。

大体、若い世代の教養本の作者に多い自分語りであるが、そこまでしないとページが埋まらない本ってどうなの?と思う。

ちなみにサブカル系の本の作者の自分語りは好物である。何なら、それろ脇道へと思っている。サブカル系の本の場合は脇道に面白さがあるし、私の引き出しを豊かにしようとか思っていないのである。

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