魂のルーツ-妖怪-

光と闇、本当の光を知るには本当の闇を知るべき。
闇に蓋をして、耳障りのいいキラキラとしたお花畑なスピリチュアルだけに固執するべきではないと思う私です。
そして必要以上に闇を怖がる必要もないと。
何故なら私たちはもともと陰陽の世界（地球）の中で生きているのだから。

そこでこの本題に入ります。

今回のスピカタブラは昔から好きだった妖怪について。忌み地に続くお話です。
ゲゲゲの鬼太郎もそうだけど、小さい頃から妖怪図鑑を借りたりしていたから、私には決して怖い存在ではなく、どこか人間的で親しみやすいと思っているし、私自身が変わったタイプの人間だからかもしれません。

海外には妖精やゴーストはいるけれど、妖怪という言葉はほぼ出てこない。日本には何故妖怪の物語が多くあるのか。

まさかまさかアイヌのルーツから、神話に繋がり、それらを学んでいたらその真実に出合いました。

アイヌと穢多

さて、土地を所有しないのがアイヌの民族であり、元々は縄文人だという事がわかった。膨大な量の情報を一気にインプットしたので、まだ上手くまとめきれず。また改めてまとめるとして、此処ではとても簡単にまとめると、土地という概念がそもそもない縄文人はどうやら世界中へとそれぞれに渡っていき、また日本に戻ってきている。
詳細はまたどこかで繋がるように書きたいと思いますが、そうしてペルシアから渡ってきたのがアイヌの民。

とても美しい容姿を持っており、その美しさから忌み嫌われて蔑まれて穢多（えた）と呼ばれていた。
穢多は穢（けが）れ多いという意味を持ち、蔑まれて穢多とよばれていたのだが、その本当の意味は死んだ家畜や死者から出た穢れを「清める力」を持った別名「キヨメ」と呼ばれる呪術集団だった。
だから能や、猿楽、歌舞伎、などに携わり修験僧や巫女、太鼓屋、革靴の問屋などにもなっていったそう。自分の土地を持たない旅芸人は土地を主有するという概念がないアイヌ民族や縄文人と同じなので、そうしたことからも読み解ける。
…と、ここで繋がったのが、伊那市長谷にある中尾歌舞伎。ここにも旅芸人が来て、上中尾の神様を祀る神社の前宮で演じたのが始まりとされていて、母に聞くにはその旅芸人の一部がこの土地に残って住み着いたらしいとも言っていた。そして祖父は中尾歌舞伎の義太夫を務めていたのだ。
となるとやはり、以前母から聞いた祖先はアイヌらしいという事の確信に繋がった。

一方の非人と呼ばれる人たち犯罪者が落とされた身分の事で、一部の地域では功績を上げる事によって元の身分に戻されることも許されていたらしい。

インドから渡って来た大乗仏教

反面、穢多は古くから動物の革を加工する低い身分とされ、仏教の教えに背く行為を生業にしていることから、差別対象とされていったのだ。
この仏教の教えも「大乗仏教」が入ってきてからで、インドから渡ってきた龍樹菩薩から始まった。それまでは忌み嫌われていたとしても、厳しい身分制度はなかったという事になる。
日本には本来の仏教の教えがあったのだ。
インドは今でもカースト制度によって厳しい身分制度があるのがそれを物語っている。

動物の革を加工する者の血は汚れている、女は汚れている、だから聖地には入ってはならない。

穢多は生まれたときから穢多と言われ、血は一度汚れると二度と綺麗にはならないから、穢多と結婚はしてはならいと。
≫参考資料1

そうしたことからも穢多と非人は別物で仲良くはしていなかった。
ただ、それによって統制がとれていた。でもその裏にはわざと互いにいがみ合わせてられていたとも言われている。

地域によって賤民身分との関係には多少の違いがあるが、江戸においては全ての穢多・非人が非常にいやしい身分だったと言われ、例外なく彼らは殆どの職業から締め出されていた。

住居、着衣、髪型に至るまで全てに制約を受け火の貸し借りまで禁止され、
人の家の敷居をまたぐこおとはおろか、一般人の集まる場所は、仕事として以外は近づくことさえ許されなかったのだ。

そうした人達の仕事と言えば
女性は物乞い
男性は死んだ牛馬の解体、死者の埋葬、罪人の死刑執行業
人が忌むべき仕事をしていた。

ただこれは世界中にあると言っても過言でない。
世界でもトップに経済成長しているインドですらも身分制度が今でもある。そういえば青汁王子がつい先日現地動画上げていた。。

穢多・非人は基本的に同じ地域に住まわされていて、年貢を払うことができなくなった潰れ百姓、罪人、宿なし。そして、近親相姦者が含まれる。ここからようやく妖怪のルーツに繋がっていくのですが…
すみません。ここからは公には出せないので有料になります。インスピレーションが高い人にだけ届けばよいです。

一つ目小僧が生まれた本当の物語