見出し画像

2023/01/17 ブルーアーカイブ 多分4,5か月くらいやった感想打ち上げ反省会

感想語りてぇ~~~~~~!!!!!となった鳥肌コンテンツを久々に味わったので数年ぶりにnote更新することにした。
自分はなにかをコツコツやるというのが本当に苦手なので、こういった文章は本当にきまぐれで書いたり書かなかったりする。

新しくソシャゲを始めるといつも思うこと

最近新しく始めたゲームはUIが分かりづらい、とっつきにくいと感じる事が多い気がする。特にソシャゲ。
Yosterの別ゲーム『アークナイツ』なんかはその最たる例で、マジでどのボタンがどの役割を果たしているのかが全く分からんかった。
とりあえず触って覚えた。マニュアル何も用意されてない状態で引き継いだ仕事みたいに。

ブルーアーカイブは見慣れない要素が多いだけで、UI自体は比較的親切に設計されていると思う。キャラがかわいくてTwitterに流れてくるイラストもエロ・・・かわいいのが多いので気にはなっていた。自分の琴線に触れるようなキャラがいるのといないのとではプレイのモチベが段違いになる。

キャラに釣られて調べたらなんかシリアスな感じするなあと思ったPV

キャラに釣られて色々調べてみたりYoutubeのPVを見てみたら世界観と演出が凄く好みだった。日常のギャグがメインでドタバタコメディみたいな感じでやっといて急にシリアス路線に入ったりするところとか。世界観に関する隠されていた設定が日常会話で自然と浮上して、いきなりプレイヤーに想像させていくようなパターンも好き。

どことなく終末を思わせるような、儚く壊れてしまう夢のような。


JKがみんな銃器持ってるなんて普通じゃないし、色彩デザインもキャラにマッチしすぎてて「日常を崩さず、且つシリアスにするための舞台装置なんだろうな」って思っていた。

ゲームを始めた時のプロローグなんかはまさに最高で、『明らかになにか取り返しのつかない失敗を起こして全てが終わってしまったシーン』なんだけど、明るめのBGMと連邦生徒会長の独白がネガティブ要素を吹き飛ばしている。
『次の主人公に全てを託し、自分の役割を全うした』と言わんばかりの、シュタゲゼロのように、「この世界のバッドエンドは確定してるけどお前らはきっと救えるはずだ」みたいな、ネガティブのようですごいポジティブな始まり方をする。
この時点で「あ、これ俺が好きな奴だ・・・」と直感した。
ファンタジーで且つ感情を揺さぶるようなドラマ性があるものが大好物で、誰かの犠牲と正義で成り立つ世界はなぜか魅力的に思える。みんなもそうじゃない?

ソシャゲのモチベはメインストーリーよりかわいいキャラの個別ストーリーになりがち

メインストーリーおもしろそ~とかいいつつも結局はキャラデザで入った男なので、とにかくまずは好きなキャラの事を知らないことには何も始まらない。メインストーリーは二の次だ。
リセマラでゲットしたイオリと接する主人公(先生)はスケベな性格をしたエロゲ主人公みたいな変態ムーブをかましていく。2010年代のラノベっぽいなと思いながら気持ち悪い笑みを浮かべてプレイした。

その後効率重視でイベントを回したりしたので、メインストーリーに手を出したのは始めて1ヵ月以上経過してからだった。それまではひたすらスタミナ消化とデイリーこなして石貯めるだけの日々だった。正直あんまりおもしろくなかったけど、キャラがかわいかったので何とか続いた。

正直ダレたアビドス対策委員会編

イベントのこなし方もなんとなーくわかりかけて、徐々にキャラが強くなっていくのを実感してきたころ、脳死でクエスト回るようになって頭を使わなくなってきたのでメインストーリーに手を出した。
正直に言うと、アビドス対策委員会編は前半結構キツかった。
拘束的な意味で。

まず、前置きが長い。
シロコくらいしか知ってるキャラがいなかったので、各キャラの掘り下げから始まるのだが、エピソード一つ一つに戦闘がめちゃくちゃ挟まる。
このゲーム、自分でキャラを育成して戦闘するのはまぁ苦ではないのだが、メインストーリーのような固定キャラを操ってプレイするのは正直めんどくさい。難易度的にも難しくないので絶対勝てるし、1回の戦闘で1分半くらいは絶対使うしで早くストーリーを読み進めたい身からしたらしんどいことこの上なかった。

それでもなんとか後半のシリアス路線入るまでやり続けてからは若干面白く感じてきた。ユメ先輩とかホシノの過去編とか、面白そうな要素は出てくるんだけど深くは解説されないまま終わった。でもそこは解説しなくてもキャラに感情移入できるようにうまく作られていたので「こんなもんかぁ~」という感想。

また戦闘パート多そうでスキップした時計仕掛けの花のパヴァーヌ編

Twitterで騒がれているシリアス路線に入る前の1章は殆どスキップしました。ストーリーもっとすんなり読ませてくれよ・・・
今度2章もまとめて観るので許して。

一気に作品の雰囲気を変えた2ndPVとエデン条約編

見た瞬間に「あ、これ俺の好きな奴だ」(n回目)と思った。
それまでの生徒のキャラデザは日常的な側面も併せ持った個性あふれるJKだったのだが、急に武骨で生活感のカケラもない強キャラ臭漂わせた4人組が出てくるのだから。
ある程度ブルアカをプレイしてたら見知っているキャラもなんか荒廃した背景で血を流したり戦ったりしてるし・・・これだよこれ!ブルアカに求めていたのはこの温度差だったんだよ!

普段は先生個人とのストーリーしか展開してないので意識されないと思うが、いきなり学校間の外交交渉のようなものが始まって、各学校内部でもまた派閥争いが繰り広げられる。
イベントストーリーでゲヘナとトリニティが仲悪いのはなんとなく察していたので、いきなりエデン条約(という名の和平条約)ですよ!と言われても納得できたし、個人的にはここまでストーリー見ないでゲーム進めてて良かったなあと思う。

物語は終始シリアスに進むのだが、これには殺人要素が加わったのが大きいと思っている。
ブルアカはドンパチやるけど基本生徒は銃で死ぬことはまずない。その為命の危険にさらされるような場面が全くない。その為、今回の話で出てきた「生徒を殺す目的で造られた武器」や暗殺計画なんかの要素が出てくると一気に物語が暗くなっていく。
世界観をキチンと説明しないスタイルなので、例えば殺人を犯したら誰がどのようにそいつを裁くのか、みたいなところがフワっとしている。でも目の前のストーリーの勢いがあるので気にせず見れた。

ブルアカにおける大人(先生)のスタンス

ブルアカのストーリーは基本生徒達主導で進んでいくので、先生はその場に居合わせて一言何か喋ったりするだけだ。なぜか常に存在感は強いのだが。

メインストーリーの大まかな流れは
生徒同士の絡みでキャラの掘り下げ

ドタバタ日常コメディパート

物語が不穏になっていく、いっきにシリアスへ

生徒達でなんとか解決しようとするが、大きな壁にぶち当たる

大人(先生)が手助けする、問題解決

生徒の成長

という構成だ。(1,3編を見た感想なのでもしかしたら違うかもしれない)

特に印象が残るのは、先生の台詞量が圧倒的に増える「手助けをするパート」なのだが、この先生のスタンスがいつも眩しい。

先生はあまねく生徒全員の味方である。生徒同士で敵対していたとしても、片方が不利益を被る選択肢を取らず、生徒の自主性を尊重する。
そして事態が大きくなりすぎてどうしようもなくなった時、生徒の行動の責任を取り、問題の解決に導く。

まぁ設定上ではそれだけの権限と力があるのでそんなことが出来るのだが、それにしても銃弾一発で死ぬように生き物としてのレベルが違い過ぎるのに、あそこまで堂々と動けるのはカッコよすぎ~~~!!!
そして解決方法も力業すぎ~~~!!!大人のカードってなんだよ!!!真っ先にアメプラ思いついたよ!!!

まぁ先生ってだけで生徒も素直になりすぎなところは感じるけど、子供の素直さは愛嬌と言う事で・・・

それにしてもブルアカは心の綺麗な人しかいないなぁと思った。
ミカなんかはとんでもないことしてくれたな!って思ったけど根は純粋だからどこか憎めないというか・・・
『透き通るような世界観』というテーマを崩さずにここまで重い脚本を作り上げた製作陣はすごいと思う。

おわりに

長々と書いてしまったけど、多分ブルアカはダラダラと続けていくだろうし、また面白いストーリーにぶち当たったらこうやって書き起こすかもしれない。
まぁそもそもブルアカのストーリーって割とシンプルで、登場人物の心情とかもゲーム内でほぼ完ぺきに答えが描写されているのもあって、敢えて長文で語るような要素ってまずないと思うんだけどね。
とりあえずパヴァーヌ2章はしっかり読もうと思います。アリス可愛すぎる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?