ポジティブ感情がいい仕事につながるというお話

ポジティブ感情とは嬉しい、楽しい、良い気持ちなどのことです。
嬉しい、楽しい、良い気持ちの感情があるからこそ人は良い成果を期待して能動的に仕事ができるようになると思います。
辛いや苦しいなどのネガティブ感情が強いときは良い仕事はできません。
ネガティブな感情の時は、いわゆる闘争逃走反応という症状が出ます。
自分の実体験から言うと、ビル内の警報装置が鳴り響いている状況です。
ランプは赤く光り、警報が爆音で鳴り響き、防火扉が強制的に閉じられ、エレベーターは使えない。
逃げることもできず、ただ恐怖にすくむしかない。
そんな状況の中でいい仕事なんかできるはずがありません。
僕は今35歳ですが、仕事中はずっとそんな心理状況でした。
いつ自分に危険が襲いかかるかわからない、ずっと心の中が戦争中のような感じでした。
自分のどの行動が地雷を踏んでしまうかわからない。
恐怖しかありませんでした。
また、闘争逃走反応が強かった時は、無気力状態が酷かったです。
確かセリグマンの実験だったと思いますが、電気ショックを浴び続けた犬はやがて抵抗する気力も失い、抗うこともしなくなった。
自分も似たような感じでした。
襲いかかる恐怖やストレスを自分ではなくすことができない、そう思い込んでいました。
そのような状況になると、自分の能力も破壊されます。
本当は色々な壁も乗り越える力があるはずなのに、そうすることは許されない。
大抵は育った家庭環境の影響が多いと思います。

ポジティブ感情を持っていれば、ストレスが来てもそれは一時的なことであり、自分の力で乗り越えられる、そう信じることができます。
仕事は自分の能力を使って、生産的に物事に従事していくものです。
当然、どんな仕事でも失敗やトラブルがあります。
でも、ポジティブ感情があれば、トラブルが起こっても視野狭窄のようなネガティブ認知にとらわれることなく、冷静に、陽気に、前向きに乗り越えていくことができるようになります。

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