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セッション1 五つの壷

前回の記事のあと、私は心の中のものを壷に整理してみた。
今回の壷は五つ。
一つ目は、壷の八分目くらいまで内臓がぎっしり詰まっている(多分豚のもの?)
二つ目は、ヘドロのような、ダークマターのようなものが壷満杯に詰まっている。
三つ目は、武士が着るような鎧と、武具、刀とともに人の骨がある。この壷は土器製で、思い返せば甕棺墓に近い形と材質だ。
四つ目は、壷満杯に大量の文字が詰め込まれている。文字は明朝体で、漢字や平仮名が混じって詰まっている。
最後の五つ目は、壷の中に一匹の猫がいる。毛色は白と、鈍い黒と青が混ざったような、グレーに近い色。

一つ目の壷には、木製の蓋をする。
二つ目の壷には、厳重に鉄製の蓋をする。
三つ目の壷には、蓋をせず花を添える。
四つ目の壷には、軽く蓋をするか、金網を被せる。
五つ目の壷には、何もしない。

このまま、蓋をした壷に手を着けてもいいのだが、今回は止めておく。

それでは。

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