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ハリウッドを熱狂させたジュエリーデザイナー

1905年、シカゴ生まれのEUGENE JOSEFFが立ち上げたブランドが
JOSEFF OF HOLLYWOOD。
グラフィックアーティストとして働き、空いた時間にジュエリーデザインを始めたことが後のJOSEFF OF HOLLYWOODの誕生となりました。

1927年にシカゴから、ロスに引っ越しし、
本格的にジュエリーの勉強をスタート。
世界恐慌の中でも、映画産業が衰退することはない!というジョセフの先見性と直感から、ハリウッド映画へのジュエリー提供で一気に知名度を上げていく。

当時の映画では、登場人物の身につけていたジュエリーと時代設定が合っていないことも多かったことに気がついたジョセフは、ジュエリー史を研究。
時代背景に沿ったデザインをベースに、
彼のオリジナリティを加えたジュエリーは
映画界で絶大な支持を集めた。

また、映画の中では強い照明がジュエリーに当たるため、反射してしまうことも多かった。
そこで、彼は照明がジュエリーに当たっても、反射せず、
美しく、スクリーン栄えするゴールドプレートを採用。
1939年ヴィヴィアン•リーが主演した「風と共に去りぬ」など、
多くの名作映画のジュエリーをジョセフが担当するようになった。

ジョセフほど映画撮影のことを考え抜いたジュエリーデザイナーは
おらず、
デザインの才能があっただけでなく、
時代を読む力に長けた、ビジネスの才能も兼ね備えたデザイナーと言えます。
この時代に多くのジュエリーブランドが立ち上がりましたが、
彼がトップクラスと言えるのは、
様々な要素があったのです。

映画界で成功したジョセフは、映画ファンにその名前を知られるようになり、
ジュエリーブランドJOSEFF OF HOLLYWOODを立ち上げ、
大成功を収める。

ジョセフは飛行機事故により、43歳の若さで亡くなってしまったが、
彼の妻が彼の意思を受け継ぎ、ブランドを継続した。
ヴィンテージコスチュームジュエリーの世界ではトップ10に入る
人気、成功、実力のあるブランドで、世界中にファンがおり、コレクターアイテムとなっています。

彼の作品の評価が高い理由は、個性的で大胆で唯一無二のデザインであること。
そのデザインは、現代でもなお、ハイブランドのジュエリーラインにも影響を
与えているほどです。
サイズが大きいものもあり、デザインが個性的なので、
日本だと好き嫌いが分かれますが、、、
ジョセフが拘ったシックな色合いのメタルが、
個性的なデザインを絶妙に中和し、かっこいいジュエリーに仕上げています。
そう!私はジョセフの作品が大好きなのです!!
そして、尊敬しています。

世界中にコレクターがいて、評価も高いので、
作品は多くありませんが、meltingpotでは見つかれば、
必ず扱っています。

http://meltingpot-shop.com


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