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ヴィンテージガラスパールの魅力

私がイギリスでヴィンテージジュエリーに出会った頃、
ガラスパールの美しさに心奪われました。

パールといえば、、冠婚葬祭の時に身に着ける
高価でデリケートなジュエリーで、
とても普段使いできるものではないというイメージが強かった。
実際、アコヤ貝のパールジュエリーは今も、昔も高価なもので、
特別な時に身につけ、
何世代にもわたって、受け継いでいくものです。
このジュエリー文化は、個人的にとても好きですが、
なかなか日常使いできるジュエリーではありません。

白いシャツや、シンプルなニットにデニムパンツのような、
カジュアルなファッションに、女性らしさやエレガンスを足すのに、
パールはとても万能なジュエリーであり、
もちろんワンピースにも合います。
季節を問わず使えて、上品で、華奢な日本の女性にとても似合います。
日本の真珠の養殖技術が高く、世界的にも有名であり、
日本のジュエリーといえば、、パールという歴史もベースにあります。

日本のヴィンテージジュエリー市場で、
ミリアムハスケルのジュエリーが高い人気を誇るのも、
ハスケルの代表作の一つがパールのジュエリーであったからだと思います。
(ハスケルジュエリーの魅力は、カラージュエリーにも!ありますが)

パールは万能だけど、アコヤパールは日常的に使えない。。
そこで、おすすめなのがヴィンテージのガラスパールです。
ヴィンテージのガラスパールは、アコヤパールよりも安価で、
扱いやすく、質感も本物のパールのような高級感があります。
私がはじめてイギリスでガラスパールに出会った時、
まさかガラス製だなんて、思いもしませんでした。
制作方法はガラス芯に液状にしたガラスを何度も、何度も
コーティングしており、温かさを感じるのは、
手作業の工程を経ているからだと、後に答え合わせをしたような
気持ちになりました。
私が日常的にパールジュエリーを身につけるようになったきっかけが、
ヴィンテージガラスパールとの出会いからでした。
初期からずっと、メルティングポットでヴィンテージパールをご紹介しているのは、何よりも私の感動と経験に基づいています。


1960年台から、プラスチックが様々な製品の素材に使われるようになり、
プラスチック製のパールジュエリーも制作されるようになりました。
プラスチックの利点はアコヤパールよりも、ガラスパールよりも軽く、
加工のしやすさから、さらに自由なデザインが可能になったことです。
1960年代になって、ミニスカート、ヒッピーカルチャーなど、
ファッションの流行の中心が若者になります。
大きめのデザインのジュエリーも出てきて、
さらに様々なデザインのものが制作されています。
有名なジュエリーブランドも、プラスチックパールのジュエリーを制作し、
一見ガラスパールと見間違うほどのものもあります。
ガラスパールほどの高級感はありませんが、耳たぶの小さい方には、
軽いプラスチックパールはおすすめです。
よりカジュアルにパールを取り入れてみたい。という方にも、
向いています。
ガラスパールと同じく、プラスチックパールも、
メルティングポットでは買い付けします。

アコヤパール、ガラスパール、プラスチックパール、、
それぞれに利点があるのです。

私は30代後半である私の年齢と、
ファッションに品も欲しい、
耳たぶが厚い、
何よりもガラスパールの質感が好き、、
などの理由でガラスパールを愛用しています。
しかし、身につける方の用途、ファッション、年齢、髪型などによって、
使い分けて頂けたらと思います。

http://meltingpot-shop.com


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